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今回のネタは、定番のヴィンテージアナログEQをモデリングしたWaves PuigTec EQです。定番過ぎて懐かしいレベルって方も多いのではないでしょうか。

ぼくは、ちょっと前に買ってたんですが、全然使ってなかったんですよねwで、こりゃイカンってことで使ってみたんですが、めっちゃ良い感じになるじゃないか!ってことで、レビューしたいと思った次第です。

今更レビューしたくなった理由はもう1つあります。PuigTec EQは現在、事実上の値下げ?セール価格$49で販売されていますが、もともと定価$299の高価なプラグインなんですよね。

古いプラグインですが、さすがは定番だけあって独特の「気持ち良い質感」がたまらない。この品質のEQが$49ってのは、かなりのコスパだと思うわけです。

ってか、このクオリティと戦う他社は結構大変だなーとか思いつつ・・・w持ってない人もいると思いますから書いていきます。


PuigTec EQとは
PuigTec EQP-1A 
1

PuigTec MEQ-5 
2つのプラグインがセットになってます。お得ですね。MEQ-5はミッドレンジに重点をおいた仕様となっていますので、EQP-1Aで足りない部分を補います。

1951年に発売されたPultec EQのモデリングです。数えきれないほどの現場で使用されてきた真空管EQ。ツマミをひねらずとも、通すだけで音が変わります。

独特の質感は「魔法」とも呼ばれており、思わず挿しまくりたくなる気持ち良さ。実機は現在も販売中で、それぞれ300,000~400,000円くらいする高級機となっております。

実機はこれです。
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出典:MusicTech
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実機にはメーターがないんですね。実にシンプルなデザインです。無骨な感じがいかにもって感じ。

Pultec系のEQは、同じ周波数帯(厳密には同じではない)に対して、ブーストとカットを同時に行えるのが特徴です。気持ち良い部分をブーストしつつ、それによって膨らんだ要らない部分だけをカットしてくれる「音楽的」なイコライジングを行えます。 

この「音楽的」な効果は、万能とは言えないかもしれませんが、結構ハマる確率が高いんですよ。人間が心地良いと思う部分を計算して設計されているわけですから、普遍的な心地良さなんだろうと解釈してます。

ツマミの数が少なくシンプルな操作で、決して大味ではないベターな結果に辿り着けるインテリジェントな一面もあるのかなと。

ちなみにPultecをモデリングしたプラグインは各社からリリースされており、めっちゃたくさんあります。

他デベロッパーのPultec EQとの比較はマサシさん(@masashi0204)の記事が詳しいです。 
どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: IK Multimedia とWaves Pultec EQ 比較どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: IK Multimedia とWaves Pultec EQ 比較

アナライザーにて検証
Sytrusでサイン波を鳴らして、Puigtecを挿してみました。ツマミはいじらず挿しただけです。
まずはデフォの状態です。
default

EQP-1A
1

MEQ-5
5
音も用意しました。Dry→EQP-1A→MEQ-5の順です。


アナライザーではあまり違いがないですが、聴いた感じは全く違います。断然、EQP-1Aの方が味付けが濃いです。音がハッキリ変わるのが分かります。MEQ-5も変わるのですが、聴感上はそれほどではないです。

細かな倍音と、50Hz以下がこんもりと味付けされてますね。挿しただけでこれだけの変化が現れます。

さいごに
いかがでしたでしょうか。

今のところはドラムに挿して、質感の調整に使用するのがお気に入りです。何と言うか、すぐにそれっぽくなるのが良いです。ツマミが少ない簡単操作なのに、しっかりと思った以上の音になってくれるのがポイントですね。

痒い所に手が届く、外科手術的なEQではありませんが、ブーストは気持ち良く、カットは薄くなりすぎないキャラクターはハマる人が多いのもうなずけます。

ドラムの他にも「何かが足りない」って時にはとりあえずPuigTecを挿してみると良い結果になることもあると思うので、様々な音作りに使えそう。

$49で使えるのはコスパかなり良いと思います。

ではでは。



	PuigTec EQP-1A + MEQ-5 EQ Plugins | Waves
PuigTec EQP-1A + MEQ-5 EQ Plugins | Waves

PuigChild660&670とのバンドルもあります。

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