Roland_Cloud_Early_Access_Beta_Logo
先日も記事にしたんですが、生産性を意識して生活するのは非常に良いですね。

自分の時間を取り戻そう 」なんてタイトルなので、時間が無い人ほど読むべきなのですが、そういう人に限って読む時間が無い!って人もいそうだし、アンチちきりんの人もいそうなのでもう一冊紹介しときます。

この本には「本を読まないから時間が無い」と書かれてます。本は効率の良い投資であると。深いですね。


さて、本題ですがRolandがプラグインソフトシンセ事業に本格参入です。

RolandとVirtualSonicsの合弁会社Roland Virtual Sonic LLCから、Roland Cloud(beta)がアメリカでリリースされました。

「やっときたか!」「今更?」などなど、賛否両論な意見が飛び交っておりますが、なにはともあれ本家のお出ましですよ。


Roland Cloudとは

公式トレイラームービーです

料金体系はサブスクリプション制のみ

月額課金制で、Rolandからリリースされているプラグイン/プラグアウトがすべて使い放題というサービスです。

すでにリリースされているACBシリーズに加えて、Anthologyシリーズ、Teraシリーズ(ピアノ・ドラム音源)などが使用できます。

3種類あり、ベータ版で申し込むと割引適用で、$19.95/月(通常は$29.95/月)みたいですね。「STORM SUBSCRIPTION」ってのが気になりますが・・・。結構高いなw

現段階ではアメリカ国内のみ使用可能となっていて、日本でのリリースが待たれます。

いつ出るのかサポートに問い合わせてみたところ、

「アメリカ意外でのリリース日は決まってないが、リリースは確実」

とのことでした。

ところで、SoundCanvas VAが見当たりませんね。国内リリースの際は対象となるのでしょうか?

次世代のクラウド音源
computer_cloud_system
AnthologyシリーズとTeraシリーズは「RainLink」という通信技術を用いてクラウド上にある大容量音源を、24bitの解像度でほぼレイテンシー無しで鳴らすことができる技術のようです。

ストレージデバイスを圧迫することなく、CPUにも優しいという夢のような技術ですね。こりゃすげぇやwまさしく、次世代の技術。 

全くダウンロードの必要がないというわけでありません。一部をPC内に保存し、クラウドと合わせるハイブリッド仕様です。そうすることで、レイテンシーを補完しているのかもしれませんね。考えたなぁw

ベータ版を鳴らしてみたところ、Anthologyシリーズ、Teraシリーズ、双方ともすこぶる軽く安定してます。 

もちろんネット環境は必要ってことですな。

注目のAnthologyシリーズ
コレですよ、コレ。プリセット名も堂々と「FANTASIA」。当たり前かw

ついに本家からD-50のシンセが出ちゃいました。いつかは出ると思っていましたがホントに出ましたね。

GUIだけはなんとかしてほしいけど・・・。

氏家先生の実機デモ
聴いたことあるって音ばっかりですねwってか、D-50プリセット良過ぎw

D-50の音自体は、各社からリリースされまくってるのでもう珍しくはない、というか今更感すらありますw

Integra-7などのAxialはどうするの?ってのはありますが。


音は申し分なし
まぁ文句ないです。まんまです。当然ながら、ハードの質感は少々薄れているものの納得の音が出ます。

D-50の音は他社からも出てるので、少々今更感あって、あまり有り難みはないかもしれませんね。

UVI FalconDigitalSynsations DS90を立ち上げて比較してみましたが、さすがのUVI、本家と遜色ありません。

本家の方が音色にもよりますが、D/Aの質感込みで録ってるような音に感じました。ベータ版だから何とも言えませんけども。
でも、やっぱりプラシーボって大切だと思います。「Roland」って書いてあるだけで、その気になるんですよね。

あとプリセット名がまんまなのが地味に嬉しい。これは実機知ってる人はわかると思いますが、いちいち頭の中で変換しなくて良いです。

本家以外の音はプリセットが加工してあったりもするので、そのあたりはやっぱ本家。

GUIはまぁ、わかりやすいと言えばわかりやすい・・・か。

第二弾はAnthology「1985」
IMG_3275
※2017年2月20日追記
第二弾きました。

hooverサウンドで有名な、αJuno-1(Vol.1)と、αJuno-2(Vol.2)が同時リリースです。1985ですから間違いないでしょう。ちょっと渋いところを突いてきた感があるのは、BoutiqueAxialユーザーへの配慮でしょうかね。

αJuno-2の実機はコレ。
αjuno-2
音はD-50同様とても良い感じです。まんまです。

期待されるのはJV・JDシリーズ

公式トレイラームービーから推察するに、1980~1992年までにリリースされたシンセサイザーがAnthologyシリーズとしてリリースされると考えて良いでしょう。

Jupiter-8や、Junoシリーズなどですね。これらは他社からも出てるので珍しくはないのですが、やっぱ本家という部分は強みとなるのかな。

注目は91年リリースのJD-800。これは間違いない。

JV-1080は1994年リリースですからね・・・出ないのかな?どうなんだろう。いや出るだろ(希望的観測

ってか、JVとJDが出なければ意味ないって言ったら言い過ぎ?


JV-1080
この頃はまだ高音質ではないけど、その分太いサウンドですね。JV-1080の音こそザ・Rolandっていう感じです。

JD-990
1曲目のクソかっこいいデモ曲はOmnisphereで有名なSpectraSonics代表エリック・パーシング作です。最高。

XV-5080
どさくさに紛れて自分のアレンジも貼っておこう・・・。SilverLining名曲やなぁ。

XV-5080もIntegra-7にも積んでるし、AxialでFAシリーズ用としてもリリースしてるからチョイチョイとリリースできそうですよね。

ってか、ここまで待たせたんだから全部ソフト化しても良いんじゃないかなw

買うからw

アコースティック系プラグインTeraシリーズ
アコースティック系のプラグインもリリースされます。

なんと8TBというイカれた容量のピアノ音源「Tera Piano」
terapiano
8TBの超巨大容量のピアノ音源をCPUの負荷を最小限にとどめつつ使用できるらしい。(PCには約1GBインストールされる) 

Teraシリーズは、公式サイトトップページにも画像がありますが、ドラム音源もリリースされるみたいですね。

バカでかい容量のサンプルをストレスなく使用できるので夢あるなー。低スペックPCにも優しい。

さいごに
日本ではまだリリースされていないし、価格も確定していないので待ち遠しい限りです。

サブスクリプションではなくても良いので、JVやJDのソフトシンセはリリースして欲しいw

古い音源のリリースも嬉しいですが、注目すべきは「RainLink」ですね。CPUとストレージの問題を一括解消するテクノロジーです。

ベータではありますが、今のところ非常に安定しております。

今後も大注目ですね。

ではでは。


2017年3月29日追記
Roland Cloud4.0がリリース。LegendaryシリーズとしてJupiter-8、Juno-106が登場 : SynthSonicRoland Cloud4.0がリリース。LegendaryシリーズとしてJupiter-8、Juno-106が登場 : SynthSonic


Home - Roland Cloud


スポンサーリンク








【関連記事】
INTEGRA-7はバーチャルアナログシンセを搭載している : SynthSonic
好きなピアノ(プラグイン)ランキング2016【圏外編】 : SynthSonic
【Roland A-49レビュー】SuperNATURALには対応キーボードが必要か? : SynthSonic