the wall
昨今のCPU性能向上、メモリの低価格化に伴って、プラグインはシンセ・エフェクターともに「質」が良く「重い」ものが増えています。

そして「質」が評価されているプラグインは「重い」ものが多いです。Divaなどはその典型ですね。

質の高いプラグインがリリースされるのは嬉しいことではありますが、DTMer全員が高スペックの環境で、重いプラグインをブン回せる状況ではないはず。

それに軽いプラグインが重宝する場面だってありますよね。軽さは正義。

さて、そんなわけで先日Boz Digitalからリリースされたリミッタープラグイン「The Wall」をご紹介します。

「ありえないくらい軽い」「バカみたいに軽い」などのオススメをいただいて購入したんですが、実際はどうなのか検証してみました。


クソ軽いのでトラックにバシバシ挿せる
The Wall
はい、本当にクソ軽でした。ありがとうございました。

もうね、軽いんですよホントに。まずダウンロードしたデータ容量が3メガw

え?ウソやろ?大丈夫コレ?と疑ってしまうレベルです。

僕の愛用している激軽プラグインWAVES L2 と比較しても、わずかにThe Wallの方がCPU使用率は高いものの、ほぼ気にならないレベルです。

とにかく立ち上がるのも早いですし、軽いのでガンガンにトラックに挿していくことができるリミッターです。

2種類のリミッターモード
SMOOTH
smooth
歪みを最小限に抑えたクリアなサウンド。まさにスムースなサウンドです。気持ちのよい音になります。

AGGRESSIVE
Aggressive
SMOOTHと比較して色付けが濃い感じ。ドラムなど、パーカッシブな音に向いてますね。深めにかけてもドラムのアタックが生きてます。

2種類のリミッターは双方ともキャラクターが違いますので、お得感がありますね。更にFLAVORでリリースタイムと歪む量を調整して最適なサウンドに仕上げることができます。

弱アナログでクリアに音が大きくなる
リミッタータイプを選択して、THRESHOLD及びFLAVORで調整するだけでいい感じに音圧が上がるというシンプル仕様です。グイっと音圧上げても音が破綻しないんですよね。

トラックでガンガンに音圧上げるのに本当に向いてると思います。

GUIがわかりやすくカッコイイ

Manic Compressorの様に波形が表示されて、リミッティング処理をリアルタイムでモニターできます。

これはわかりやすくて良いですよね。

あとGUI自体も結構好きな感じです。

オバーサンプリング・ディザリング対応

オバサン

オバサンやディザリングも対応してます。オバサンは最大×8まで。本当にかかってるの?って思うほど負荷がないんですがどうなんでしょう?効果も非常にわずか?ほとんど違いがわかりません。

負荷もほとんど変わらないので、とりあえず24bit、8×で良いんじゃない・・・かな?

他の機能
・MP3の書出し時にクリッピングしないようにするMFiT機能
・SANITY CHECK機能で、入力と出力レベルを一致させて音量の変化なしに音質の変化のみをABテストできる

シンプルですが、結構色んなことができますね。

さいごに
いかがでしたでしょうか。クソ軽なリミッターは使い勝手が非常に良いと思います。

個人的には歪んだ色付けというより、アナログフレーバーなテイストを更かしつつクリアに音を大きく出来るプラグインとして使っていきたいと思います。

あと、結構大きめな音を突っ込んでもいい感じで踏ん張ってくれます。

軽い、音が良い、わかりやすいの3拍子が揃った、こんなリミッターが欲しかった!と言っても過言ではない、素晴らしいプラグインです。

ではでは。



The Wall – Boz Digital Labs



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