今までたくさんのソフトシンセを買ってきましたが、とうとう最高のシンセに出会いました。

Divaは70~80年代の実機を再現したバーチャルアナログソフトシンセとしては現時点で最強と断言できます。

CPU負荷も最凶ですwたった一音色を和音で弾いただけでメーター振り切りそうになる音色もあり、ハラハラしますwしかし、今のところDAW巻き込んで落ちたことはありません。

メーターを見る限り視覚的にはヤバイですが、安定はしているようです。ありがたいのはマルチコアに対応しており、使用時は負荷を約半分に留めることが出来ます。

そんなCPUにドSなDivaですが、奏でられる音はまさしく唯一無二、ハードに対抗できる音です。嘘だと思う方はデモってみてください。最初のシンセブラスで他のソフトシンセとの違いがわかると思います。

何回かに分けてDivaの底知れぬ実力を解明して、シンセ好きにはもちろん、シンセが好きではない人にもオススメしていきたいです。

ってか、やっぱDiva最高!な気分に自分自身が浸りたいので書きます。



Divaとは

Walking Under Dinosaurs

Diva = Dinosaur Impersonating Virtual Analogue Synthesizer

バーチャルアナログシンセザイザーを装う恐竜?モンスターシンセ的な意味合いなのかな?ってか絶対「D」はDivaありきでDinosaurもってきたやろって思ってしまったwでも、「歌姫」ともかかってて良いですよね。

自由な組み合わせができるセミモジュラーシンセ


Divaに実機(ハード)は存在しません。

モデルとなったのは、7つのビンテージシンセ(後述します)ですが、JupiterとJunoはひとまとめなので、実質5機種。それぞれの音、インターフェイスも高次元で再現したセミモジュラーシンセです。

最大の特徴は、オシレーター、フィルター、エンベロープを好きなように組み合わせることができます。例えば、Jupiter-8のオシレーターにminimoogのフィルターといった組み合わせが可能。

ビンテージ好きには非常に興奮できる夢の仕様ではないでしょうかw

他のシンセを駆逐してしまうかもしれない
diva 逃避
とにかく品質が良いので、出会ってしまった以上お気に入りのランキング変動が起こるのは必至ですw人によっては「ハード要らんかも・・・」ってなる可能性もあります。

ファーストシンセがDivaだったら他のシンセには目もくれないかもw

とは言っても、Divaを買う方に全くの初心者はいないでしょう。ほとんどの場合、他のシンセで満足できずにたどり着くパターンであろうかと思います。もしくはシンセばっかり買ってしまう頭がアレなわたしみたいな人かw

ただでさえシンセは難しいというイメージがありますし、メジャーなモノに比べて知名度が低い。加えて国内のベンダーでの取り扱いもなければ、更には先述のとおり負荷が高いというネガティブな情報もある。

このような状況なので「最初に買ったシンセはDivaでしたw」って人いたら「天才なのかな?」と思うw

でも音に拘るのならDiva

他のシンセ買わずに最初からDiva買えば良かったwと後悔するくらいならいきなり買ってみても良いかもしれません。音作りは深いですが、操作はそれほど複雑ではないと思います。SynthMasterやMassiveよりもよっぽど直感で操作できます。

くれぐれも負荷の問題がありますから、デモってからにしてください。

手持ちのシンセで満足できず、ついにDivaを買おうか悩んでいる方は、Presswerk同様他のシンセを駆逐してしまう恐れがありますが、価値はありますw

とはいえ、CPUのことを考えると、全てDivaで賄うのは現実的ではないので主要な音に使うといった状況になるでしょうから他のシンセも生き残りますよw

ソフトシンセの可能性を提示したバーチャルアナログ

凶悪なCPU負荷をさせてまで音に拘ったDivaはソフトシンセの歴史を塗り替えたといっても過言ではないと思います。プラグインのバーチャルアナログでも負荷をかければ良い音は出るということを証明したのです。

今は負荷が高いですが、コンピューターの性能はまさに十年一昔。数年後にはサクサク動くようになっていることでしょう。そしてDivaを超えるシンセがまた登場するのかもしれません。

$179はお買い得
okaidoku

バーチャルアナログは大きく分けると3つのタイプがあります。

・Auturiaなどの実機デザインまで再現する完全エミュレーションタイプ
・SynthMasterやSerumのように波形だけを再現・取り込む(ウェーブテーブル)等して、インターフェイス自体はオリジナル
・Sylenth1のように完全にソフトシンセオリジナルなタイプ

Divaは上記のタイプの良いとこ取りです。

つまり、7機種のビンテージシンセサイザーを音もデザインも忠実に再現した音源に加えて、それぞれのモジュールを自由に組み合わせて新たな音作りを行える奥深い可能性をもったバーチャルアナログシンセなのです。

ちょっとしたシンセコレクション的なソフトなので、クオリティも考えると$179はそんなに高くないと思います。

オシレーター紹介

オシレーターの部分を紹介します。それぞれ実機の画像と共にイメージしてください。


minimoog

Minimoog_11414_03
めちゃめちゃmoogな音です。Arturiaのminiは結構気に入っていたのですが、Divaの方がよりアナログ臭い電子音です。音の出方を比較してみました。

u-he Diva vs Arturia mini
赤色がDivaで、黄緑がmini。ノコギリ波をデフォで鳴らしています。ほぼ同じ出方で、揺らぎも似ていますが、6000Hz付近からのハイがまるでアナログサチュレーションプラグインをかましたかのような削れ方w

Divaを聴いたあとにminiを聴くと確かにハイが出てます。Divaはしっとり味があります。そしてやっぱり太いです。音量はかなりDivaの方が大きいため、かなり下げてminiに合わせてます。


Roland Jupiter-8、Jupiter-6


1980s_Roland_Jupiter_8_161538_004_zps958d493d


jupiter-6

Roland Juno α、Juno-60


juno-α


juno-60

KORG MS-20


ms-20



Roland JP-8000


jp-8000


ちゃんと日本のシンセメーカーを抑えてるところに凄い好感持てるんですよね。YAMAHAはいませんが。

u-he、日本のシンセが好きだなwそんなu-heがぼくも大好きさw

伝説のビンテージシンセが高品位にエミュレートされています。JP-8000はビンテージとは言えないかもしれませんが、SuperSawの代表格ですからレジェンドの中に選ばれたのでしょう。

このチョイスからもわかるように、傾向としてはビンテージアナログシンセの音を得意としてます。現時点で、ビンテージエミュレートにおいてはDivaを超えるバーチャルアナログソフトシンセはないでしょう。

Oberheim OB-8のような音色も再現可能




エミュレーションしている音源だけはなく、OB-8までこのクオリティ!もう説明不要ですよねwこのブラインドテストどちらかわかりますか?答えはサイトにあります。

ちなみにわたしは2つめで確信しました(自慢

とはいえ、すごいクオリティですw

ブラインドテストの主はSwanAudio。Divaのプリセットとスキンのセットを販売してます。OB-8の雰囲気になって良いね!スキンは大事です。

Swan Audio |


NKSにも対応

diva nks

これはKomplete Kontrolユーザーとしては嬉しいw

Divaの音で、ツマミぐりぐりできるんですよ!ミョンミョン言わせられるんですよ!どうですかお客さんw



さいごに
大絶賛してしまったw結局はハードシンセの音の良さを知っている方には良さがわかるのかなと。

アナログシンセサイザーのハードの音をソフトで欲しい方、音に拘る方には大興奮のシンセです。

一言で言い表すのであれば「ハードシンセのような良い音」。Divaを使うまでは、SynthMasterが一番だったんですが、圧倒してしまいました。

音に厚みと立体感があり、和音を弾いたときの「にじみ」が心地よく、音が太いと言われるソフトシンセにありがちな、押しつけがましさというか、息苦しさ、わざとらしさがないんですよね。極めて滑らかで密度が高い。しかも高音質。

空気感があり、エフェクトの乗りも良いです。

他のバーチャルアナログと比較して、相対的にこっちの方が良い、っていうレベルではありません。繰り返しますが、現時点で同じ土俵で勝負できるソフトシンセはないと思います。あったら教えてくださいw

まだまだ触りたてなので、しっかり使い込んで、近いうちにまた絶賛します。

ではでは。




DivaDiva


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