AudiorityのGrainSpaceをレビューします。
空間系エフェクトに分類されていますが、思いっきり音作りをするクリエイティブエフェクトプラグインです。
Audiority GrainSpace
グラニュラー機能をメインに据えた、リバーブプラグインです。
その他に、フィルター、LFO、ランダム機能、コードレゾネーターを搭載。
空間系プラグインのディレイやリバーブとしても使えないことはないですが、クリエイティブ方向のモジュレーション、グラニュラー、フィルターとしての機能を期待した方が良いです。
クリエイティブな空間エフェクト
原型を留めない破壊的なサウンドから、際限のない宇宙空間に響かせるような広大な残響まで、想像しえない表現が可能です。
グチャグチャなサウンドから幻想的なサウンドまで直感的にツマミを操作して作り上げていくイメージ。
メインの機能ではないですが、フィルターが7種類搭載されていて強烈に効くので、その類のプラグインを持っていない人は重宝するかもしれません。
CPU負荷
負荷は気にするレベルではないでしょう。
計測環境は以下のとおり。
- OS ・・・Windows10 64bit
- CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core]
- メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
- DAW・・・Cubase Pro 11
- バッファーサイズ・・・512samples
- サンプリングレート・・・44.1kHz
さいごに
各パラメーターを独立して使用する、または浅く使用することで質感をコントロールするプラグインとしても機能しますが、その目的であれば他のエフェクトの方が良いでしょう。
GrainSpaceを使用するのであれば、原形をとどめない音作りをする方が良い結果になるし、唯一無二のサウンドを得られるはずです。
ではでは。
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