エフェクター

Tone Empire Goliath V2レビュー

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Beatskillzと社長が同じ!

Tone Empireの製品の中で最も人気があるGoliath V2をレビューします。

ビンテージアナログサウンドを追求した、汎用性の高いチャンネルストリッププラグインです。

Tone Empire Goliath V2

ハードウェアの品質をプラグイン化することを目的として作られたチャンネルストリッププラグイン、Goliathのバージョン2。

搭載されている機能・特徴は次のとおり。

  • 4種類のサチュレーションモデル搭載
  • FETコンプレサーをベースにしたエンベロープ
  • 3バンドEQ
  • ローカットフィルター
  • 4段階のオーバーサンプリング

ハードウェア風のGUIで雰囲気を出しつつも、非常に直感的に音をコントロールが可能なため、難しく考えずに使えます。

チャンネルストリップだけあって一通り機能が搭載されているため、他にプラグインを使用する手間が省けるし、CPU負荷の節約と複雑化しない点でも◎。

人によっては今まで複数のプラグインを使用していたところを、Goliathに置き換えることもできるかもしれません。

コンプ、EQにはON/OFFスイッチがあるため、個別のエフェクターとして使用することも可能ですが、サチュレーションにはツマミを0にしても音が変わる仕様です。

そのあたりもチャンネルストリッププラグインの実機っぽいですね。

音について

サッパリめのアナログテイストで、ジャンルを問わず活躍できそうです。

サチュレーション4種はそれぞれハッキリとした個性があるので、使い分けが効きますね。

なかでも[Alloy]は、Neve1081のエミュレートで、締まりのある低音と抜けの良い力強さが良い感じ。

ちょっとハイが刺さる、と感じたり、全体的に粗が目立つなぁ…という場合はオーバーサンプリングを4倍以上で使用すると、「別モノ」と思えるほどきめ細かい質感に変化するので試してみる価値はあります。

CPU負荷

負荷はまずまずですね。

オーバーサンプリングが4段階(OFF・2×・4×・8×)選択可能で、上がOFF、下が8倍です。

オーバーサンプリング最大は質感はとても良くなりますが、流石に負荷がヤバイのでそのあたりはトレードオフですね。

計測環境は以下のとおり。

  • OS ・・・Windows10 64bit
  • CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core] 
  • メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
  • DAW・・・Cubase Pro 11
  • バッファーサイズ・・・512samples
  • サンプリングレート・・・44.1kHz

さいごに

ハードウェアを模したGUIで、音を聴きつつツマミを操作しながらお気に入りなサウンドに仕上げていく楽しさを感じられるプラグインです。

負荷が高めなので、すべてのチャンネルに立ち上げるのは現実的ではないかもしれませんが、工夫しつつアナログテイストを負荷していく使い方が良いでしょう。

ではでは。

Tone Empire Gliath V2