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Arturia FET-76とPurple Audio MC77を比較してみた

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コンプと言えば1176という方も多いのではないかと思いますが、1176系のプラグインは非常にたくさんの製品があり、選ぶのも一苦労。

あくまで手持ちのプラグインの中の話ですが、個人的には、ArturiaとPurple Audioが2強です。今回はそれの聴き比べ。

UADが最高ってのは聞かないフリです、はい。

導入の参考になればと思います。

Arturia FET-76とPurple Audio MC77を比較

こちらが今回使用するドラムステムです。

1176系の特徴のひとつ、RATIO全部押しで比較してみました。効果やキャラクターが分かりやすそうなので。

Arturia TET-76

とてもソレっぽい音になりますね。ダイナミクスもしっかり残しつつコンプレッションされているのでとても気持ち良い音。

少々高域・低域ともにマイルドな感じで、聴きようによっては僅かに薄皮一枚追加された感じはしますが、それも個性ですよね。品があって良いです。

Windows 64bit(Core i7 3.2G)、メモリ32GB環境での計測。

Purple Audio MC77

ダイナミクスはMC77の方に軍配かなと思います。芯を残しつつ高域・低域ともにクリアでスッキリ。

あまり味付けをしたくない場合などはMC-77の方が良いかもしれません。

Windows 64bit(Core i7 3.2G)、メモリ32GB環境での計測。

さいごに

どちらも負荷が軽くて質は上々。あとは好みや、場面に応じて使い分けでしょう。

調整次第で互いに音を近づけることは可能かと思いますが、デフォルトでRATIO全部押しだとこのような違いがある、という結果になりました。

概ねキャラクターの違いは出ているかと思います。

どちらも素晴らしいコンプレッサーでオススメです。

ではでは。

Arturia FET-76

Purple Audio MC77

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