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RME Fireface UCX レビュー

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オーディオインターフェイスに何を求めるのか?

音質、安定感、操作性、価格…考えるべきことはたくさんが、なかなか全てを満たすものがないのが実情です。

そこで「抜群の安定感」と「クリアな音質」、この2点を高いレベルで実現しつつ、コストも抑えたオーディオインターフェイスがRME Fireface UCXです。

定番中の定番機種で、プロにも愛用者が多く、10万円台では筆頭候補ではないでしょうか。

主観に溢れた感想と、以前使っていたRoland Octa-Captureとの比較という観点で書いてみようと思います。

※この記事は2018年7月26日に投稿されたものに、加筆修正したものです。

RME Fireface UCX

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RMEは「色付けしない透明なサウンド」をコンセプトに、オーディオインターフェイスを開発しているドイツのメーカーです。

同社の数ある製品の中でも、UCXは価格帯がミドルクラスなこともあって非常に人気が高い。

プロアマ問わず、DTMerに愛用者が多く、評判も悪い話はほぼほぼ聞いたことありません。

で、音楽制作者にはもちろん、聴き専のオーディオマニアにも定評があるんですよね。

ランキングでも3位に輝く人気っぷり。

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音質について

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Octa-Caputureとの比較になってしまいますが音の感想を書いていきます。

まず鳴らした第一印象はとてもスッキリしているなと感じました。

音の情報量は多いのですが、決して混み合わず、音ひとつひとつの粒立ちが良く分離が良いので、アタック感や音の切れ際などが丁寧に表現されている感じを受けます。

2つ目に気づいたことは、とても再生帯域が広いということ。ダイナミクスがすごいんです。

ウーファーを使っているせいもあるのですが、重低音が『ズウウウン』と出るし、高域はしっかり出るが耳に痛くない。

モニタースピーカーをYAMAHA HS5からEVE Audio SC205に変えた際に、中域がファットになって喜んでいたんですが「ちょっとゴチャっとしたな」という気もしていました。

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今回UCXに変えたことによりファットになった中域がスッキリと洗練されましたね。

Octa-Caputureとは価格差でいうと2~3倍なので比べるのもどうかと思いますが、全てにおいてUCXが上回っている印象。

解像度が高く、テレビで例えるとハイビジョン⇒4Kに買い替えたくらいのインパクトあります。

あえて悪口を書くとするなら、味付けが無さ過ぎて面白みがない、という部分ですね。

人によって、環境によっては、長所にもなり短所にもなりそう。

他の機材の性能も引き出す

音の出口であるオーディオインターフェイスは改めて重要なんだと実感しています。

当然ながら出口がダメだとすべて台無しですよね。

味付けがないフラットさは、スピーカーの性能も引き出してくれます。

ケーブルは色付けがないと有名なMOGAMI2549を使用。

全体的にクリアな感じにまとまったなと満足。

安定性は?

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DTMerがオーディオインターフェイスに求めるものとして、音質と同じくらい大切なのが安定性です。

レイテンシーがかなり詰められるという噂だったので、いきなり最速にしてみましたがプチプチいったりDAWが堕ちたりということはありませんでした。

さすがに最速の状態だとCPU負荷は上がってしまいますが、Octa-Captureとは差を実感することができました。

それだけポテンシャルが高いということなので、制作が佳境に入ったときには、レイテンシーを犠牲にして安定度を優先させればよいわけです。

ドライバが安定している

ドライバも優秀で、一度も不具合がないので心配したことがないレベル。

そしてドライバと共に使用していくTotalMixも視認性、操作性ともに最高。

ラックマウントも可能

別売りのアダプタを使用するとラックマウントも可能です。

ただ、使用中は結構熱を持つのでどうなんでしょう・・・。

さいごに

噂に違わぬ名機です。ベストセラーは伊達じゃない。

UFXが良いかなぁなんても思ってたんですが、100,000円以上高いし、それほど外部入力を多用するわけでもないので、コスパの面も考慮してUCXに落ち着いた感じです。

音が見えやすくなるので、ミックスなどもやりやすくなります。

中級者以上には間違いなくオススメですが、初心者の方も本気でやるなら最初から買ってしまえばかえってコスパ良いと思います。

ではでは。

Rock oN⇒RME AUDIO Fireface UCX

サウンドハウス⇒RME / Fireface UCX