エフェクター

M/S処理マスタリングEQの決定版 Brainworx「bx_digital V3」レビュー

スポンサーリンク
   
今回はマスタリングEQの大定番、bx_digital V3のレビューです。

チートと言えるほど便利で「マスタリングが楽しくなるEQ」です。機能は豊富ですが直感操作ができるので、ある程度使い方をマスターすれば、短時間で良い結果を出してくれるEQではないかなと。

ぼくはカット専門で使っていますが、手早くいい感じになってくれるのでとても気に入ってます。ざっくりではありますが、良さをお伝えしていきます。個人的にはPluginAllianceのなかで1、2を争うほど気に入ってます

 

bx_digital V3とは

主にマスタリング/ミックスバス段で使用する多機能EQです。

実機はこちら。

出典:brainworx

同社のアナログEQをモデリングしたプラグイン版で、bx_digitalはV3ってことで第3世代です。機能を追加・改良しながら進化しています。

EQ以外にもマスタリングをブラッシュアップする非常に便利な機能が満載。(後述します)

そしてこの精悍なルックス。GUIの良し悪しで使うプラグインを決めてしまうミーハーなぼくですが、その中でもピカイチですね。ツマミの数は多いですが、直感的で使いやすいのも特徴。EQの知識がある方は、一回使えば覚えてしまえるほど。

マスタリング用に加えて、モノ仕様のトラック版もついてきます。お得感ありますね。

track

 

直感的なイコライジングができる

drew-patrick-miller-305

bx_digital V3の真骨頂は、なんといっても「短時間で適切な処理を行える」ことに尽きると思います。

バンド周波数ツマミを動かすと自動的にゲインが持ち上がり、ピークを探すピーキング設定になってくれますので(ボタンを離すと戻る)、ツマミをドラッグして動かすだけで削るべき部分を見つけてカットする工程を非常に効率よく行えます。

M/SモードでのEQする際、ツマミを操作している間は「M(Mid)のみ」もしくは「S(Side)のみ」しか音が鳴らないソロ仕様(ON/OFF可能)なので、あとは聴覚を頼りにイコライジングに集中できるという、なんともクリエイティビティな機能であります。

アナライザーは無いですが、気にならないほどの操作感です。どうしても必要あれば別に立ち上げれば良いですし。

音も自然

カットしても不自然な感じになりにくいです。大胆にカットしても極端に痩せたりしません。

ブーストも自然ですが、無色過ぎる感があるので、有機的な響きが欲しい場合は、他のマスタリングクラスEQを使った方が良いかもしれません。

デモ

 

実践的機能が豊富

music-buttons-detail-theme-music-74598

先述したとおり、EQ機能以外にも実用的で、かゆいところに手が届く機能が搭載されています。

■Stereo Width

左右の広がりを増します。やり過ぎない限りは違和感なく良い感じにステレオ感が出ます。

■Mono Maker

指定した周波数帯以下をモノラルにします。Stereo Wideと併用して、低域だけは広げないという設定がカンタンにできます。ボワボワ防止です。

■Dynamic EQ

指定した周波数帯に、設定以上のレベルが入った際にダイナミクスを減衰、または増幅させる。

他にもツマミひとつでEQカーブを生み出してくれるBass ShiftやPresence Shiftなどがあるのですが、主に使っているのはこのあたりです。

本当に多機能で、どれもが実戦向きで便利です。ラフミックスなどでも活躍してくれそうな機能ですよね。適当にミックスしてマスターである程度カタチにしてくれる時短プラグイン。

ちなみに負荷も軽いです。

さいごに

いかがでしょうか。

第3世代まで進化しているだけあって、音質、機能、使いやすさが洗練されています。マスタリングEQをお探しの方、一度試されてはどうでしょうか。

定価は結構高いですが、その価値はあります。セール時に狙ってみるのも良いですね。

ではでは。

スポンサーリンク