数あるDAWの中でもトップクラスの人気を誇るCubase。
現在、「Artist」の価格で、フラッグシップモデル「Pro」が手に入るという、圧倒的お得なセールが開催中です。
USBドングル付きのパッケージ版も対象となっているので、またとない機会。
ってなわけで、ArtistとProの違いについて書いてみる。すなわち布教です。
Cubase ProとArtistの違い
公式から比較表をお借りします。
基本的な仕様はざっくりこのような違いがあります。この表では分からない部分もかなり違いはあるので、公式ページを参照してください。
トラック数が少ないプロジェクトしか扱わないのであれば「PRO」の必要性をそこまで感じないかもしれません。
が、さらに効率的に、そしてクリエイティブに作業を進めていくことを考えると、MIDI・オーディオ・VSTインストゥルメントトラックに制限があるのは精神衛生上もよろしくありませんよね。
いうまでもなく、DAWは最も大切な道具のひとつなので、長く使い続けていくことを考慮すると、いつかはProにしておいた方が良いのかなと。
もちろんその他にも大きなアドバンテージがあるので、「PRO」にしかない機能をいくつか抜粋してご紹介します。
Vari Audio
ボーカル、ピッチ編集ツールです。
「ピッチ&ワープ」と「セグメント」に分かれていた編集機能が「スマートコントロール」によって統合され、全パラメータの直接制御が実現しました。
各機能を切り替えることなく、直接操作できるのでかなり効率的になっております。
ARA2にも対応
なお、Cubase10から、Audio Random Access 2にも対応したので、VariAudio以外のピッチ編集ソフト、MelodyneやAuto-Tuneも使用可能になりました。
Frequency 8-band EQ
アナライザー搭載で視認性が良く、多機能で素早い処理が可能な8バンドEQです。
Mid/Side処理に対応しているため、ローエンドのSideをカッとして引き締めるなどが用意に行えます。
音階と周波数をひもづける、鍵盤表示も搭載しているので、倍音の処理を正確に素早く行うことが可能。
欲しい機能が揃っており、使い勝手良く配置されているため、一度使用したら便利で手放せなくなると思います。
コードアシスタント – 近接モード
中心の起点となるコードから音楽理論上の距離をマッピングしてくれます。
自然なコード進行になるものが近くに表示され、遠くなればなるほど複雑になります。
ウィンドウからコードパッドにコードをドラッグアンドドロップして、コードを割り当てることが可能。
直感操作でコード進行を作成できるので、アイデアに困ったときの大きな助けになることは間違いありません。
ダイレクトオフラインプロセシング
選択したオーディオイベント、クリップ、または範囲にプラグインエフェクトやオーディオ処理を瞬時に追加できるという超便利な機能です。
トラックのある部分だけに、特定のエフェクトをかける、オーディオ処理を行うという場合にも、トラックを増やしたりする必要がありません。
また、いつでも取り消すことも可能、オーディオイベントごとにプレビューをチェックしながら処理できるので効率的です。
さいごに
その他にも多数の機能がPROには搭載されています。
アイデアを活かし、効率的に作業をすすめるためのありとあらゆる機能が搭載されているのでCubaseはフラッグシップモデルを使うことをオススメ。
また、搭載されている機能からイマジネーションを得られることもあると思うので、投資と言う観点でも一択ですよね。
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