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視認性の良いリバーブ、Fabfilter Pro-Rレビュー

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FabFilter、マジ全部おすすめ。

リバーブは非常に奥が深いです。

イメージ通りにコントロールするには修練が必要で、ついついかけ過ぎてしまったり、奥行きが上手く出せなかったりして、かけないほうがマシじゃ…?と煮詰まってしまう方もいるのではないでしょうか。

Pro-Rは他のリバーブプラグインにはない視認性・操作性の良さが特徴で「リバーブよくわからない」という方にも、視覚的に状況把握、コントロールがしやすいように設計されています。

リバーブに自信が持てないという方にはおすすめだし、慣れた方でもより素早く空間処理が完結するという、リバーブ界のスイス・アーミーナイフ。

※この記事は2019年10月12日に投稿されたものに、加筆修正したものです。

リバーブの状況が視認できる Fabfiter Pro-R

Pro-Rの最大の特徴は視認性です。

そして使い方も非常にインテリジェントで分かりやすい。

プリセットが非常によくできているので、上部のメインコントロール部を調整するだけでもかなり良い感じになりますが、やはりキモは中央の大画面です。

黄色(Pre EQ)でどの帯域にどれくらいリバーブをかけるのかを調整、青色(Rate EQ)でどの帯域のリバーブをどれくらい残すのかをコントロール。

中央のアナライザーには複数の情報が表示されるので、視覚的に素早く・正確に状況判断が行えるんですよね。

上の画像はPre+Postモードなので残響が表示されていませんが、Reverb+Postモードで残響を表示させると次のようになります。

SPACEの値を大きくすると残響が長く残り、音の輪郭がぼやけます。

視覚的にも下の画像のようになると。

このように、リバーブをかけることによってどのような処理が行われ、どのように変化しているのが視覚的に把握できるので理解しやすいはず。

聴感上ではあまりリバーブがかかっていないように感じていても、しっかりかかっていたりすることもあるのが分かるのは、無駄にかけ過ぎたりすることを未然に防いでくれます。

状況を正しく把握することにより、正確で、緻密なコントロールが可能となってくるのではないでしょうか。

音について

リバーブの質感はスカッとしていて、芯がぼやけないのでオールマイティに活躍できると思います。

切れ際も美しく、特にアコースティック楽器系との相性が良いように感じました。

濃密というよりも、元のソースの良さをそのままに響かせるイメージ。

ベタっと張り付いた音に奥行きが欲しい場合など、距離感調整が劇的に楽になり、短時間で調整可能なのは大きなアドバンテージです。

操作性も良く、痒い所に手が届く仕様なので、視覚・聴覚情報と相談しながらイメージする音に素早くたどり着けます。

負荷について

負荷はそこそこですね。

Wavesのプラグインと比較したところ、Trueverbより重くてH-Reverbよりは軽いです。そこまで気になるレベルではないかと思います。

Pro-R OFF時

Pro-R ON時

Windows64bit(Core i7 3.2G)、メモリ32GB環境での計測です。

さいごに

さすがFabfilter、リバーブも素晴らしい。

視認性が良く、操作がしやすい、それでいて音が爽やかでモダン、そんなリバーブをお求めであればバチっとハマるはず。

DAW付属のリバーブからステップアップしたい場合など、とりあえずPro-Rで後悔しないです。

FabFilterはどれも自信を持っておすすめできますね。

ではでは。

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