音源

【Roland ZENOLOGY PROレビュー】XV-5080の全プリセットをはじめとするRoland音色満載音源


スポンサーリンク

※本サイトでは、アフィリエイト広告を利用、またはプロモーション記事が含まれている場合があります。

Rolandのシンセサイザーが好きならノールックでいってヨシ!

今回レビューする「ZENOLOGY PRO」は、Rolandサウンドの魅力がぎっしり詰め込まれたソフトウェアシンセサイザーです。

特筆すべきは、XV-5080の全プリセットが収録されていること。

さらにJD-800の53番ピアノまで入っているとなれば、どうです?ヤバイですよね?

とはいえ、良いことばかりではなく、音作りの操作性には少々クセもあったりします。

実際に使って分かった魅力と弱点を、じっくり紹介していきたいと思います。

 

Zenology Pro

ざっくり概要です。

  • XV-5080全プリセットを含む4000のトーン(プリセット)
  • JPITER-8、JUNO-106、JD-800などのプリセットも一部収録
  • JD-800の53番ピアノも収録
  • 音作りは直感的とは言いづらく、慣れが必要
  • JD-800、JUPITER-8などの拡張音源を導入可能(有料)
  • CPU負荷は軽く容量は小さい

それではひとつずつ見ていきましょう。

XV-5080の音色をすべて網羅した豪華プリセット

個人的にはこれが最も推しのポイント。

XV-5080のプリセットはすべて含まれるので、これだけでもお得感強めです。

ただし、リバーブは同じではないかもしれません。

XV-5080実機はSRV-3030リバーブを搭載しているため、プラグインも同じものをエミュレートしていると思われます。

XV-5080のリバーブ。5種類が搭載されている。

ZENOLOGY PROのリバーブは、INTEGRA-7やSRV-2000のリバーブを搭載。

ZENOLOGYのリバーブ。8種類が用意。

XV-5080はエフェクト込みの音色イメージが強いため、実機と全く同じ音色が欲しいという強いこだわりがある人はXV-5080プラグインを検討しましょう。

XV-5080プラグインの詳細はこちら

XV-5080(実機)とRoland Cloud XV-5080の比較似て、非なるモノ。 XV-5080(実機)とRoland Cloud XV-5080の比較検証を行いました。 実機XV-5080...

余談ですが、HIMのLOVE GOESのブラスはXV-5080の「68:Poly Brass」だと思います。

XVユーザーはおおっ!ってなるはず。あえてやさしくベロシティ弱めに弾いてる感じが最高。ってか、HIM最高!

JD-800の53番ビアノも収録

Dynamic JD-PianoがJD-800の53番にに該当する

みんな大好き、JD-800のプリセット53番「Ac Piano 1」も収録されてます。

JDピアノだけのためにJD-800買うという人は、ZENOLOGYの選択肢もアリかもしれません。

Roland JD-800実機とプラグインを比較してみた違いはあるものの、そっくり! JD-800は実機を所有しているものの、ちゃんと比較をしたことがなかったので今回やってみました。 JD...

Rolandらしい深い音作りが可能だが少々慣れが必要

「有名なプリセットがたくさん鳴らせるけど音作りはあまりできないプリセットマシン」ということは全くなく、細部に至るまでこだわりの音作りが可能です。

Roland珠玉の波形、最大4つの音色(パーシャルと呼ばれる)をレイヤーしての音作りは、ハードシンセ時代を彷彿させてくれます。

「VISUAL EDIT」のインターフェイスは膨大なパラメーターを視覚的にも理解しやすく、操作のしやすさにも工夫が感じられます。

ただ、シンセサイザーに慣れている人、各セクションの名称を知っている人は、それなりに使えると思いますが、知識のない人にとっては、はじめはどこを触ったらいいのかわからないかも。

作り込み甲斐はありますが、パラメーターが多いことの弊害とも言えますね。

ウインドウの小さい「BASIC」でも少々エディットはできるものの、音作りというよりはオマケと考えた方がいいでしょう。

「PRO EDIT」では、グラフィカルな演出はないものの、シンプルで素早く音作りがしやすいインターフェイスとなっています。

名称と機能が一致さえすればこちらの方が早そう。

ZENOLOGY PROはZEN-Core Model Expansionsで音色を増やせる

例えばこれはJD-800の拡張音源です。

音色だけでなく、専用のインターフェイスも用意されるのは嬉しいところ。

こちらはJUNO-106。

標準のエディット画面よりもパラメーターが少なく、視覚的に分かりやすいこともあり、直感的な音作りがしやすいですね。

ZENOLOGY PROのCPU負荷は?

4音鳴らしても全然軽いです。

計測環境は以下のとおり。

  • OS ・・・macOS Tahoe 26.6.2
  • CPU ・・・Apple M4 MAX
  • メモリ・・・128GB
  • DAW・・・Cubase Pro 15
  • バッファーサイズ・・・256samples
  • サンプリングレート・・・48kHz
  • オーディオインターフェイス・・・RME UFXⅢ

※CPU負荷は、設定によって変化する可能性があるため、あくまで参考程度にとどめてください。

ZENOLOGY PRO容量も小さい

VST3のファイル容量は244.4MBでした。

この手のPCMシンセのソフトウェア版は、丸ごとサンプリングしてあるものもあったりして、音は良いけど容量デカいみたいなこともあるのですが、心配ご無用。

さいごに

網羅的にRolandらしい音色が堪能できるのが大きな強み。

ハード音源のサウンドが好きな人はニヤニヤするサウンドがたくさん入ってるので間違いなくオススメです。

あとは、Rolandのシンセを試してみたいという人にも、はじめてのRolandシンセとして良いし、様々な音色を搭載した総合音源の導入という観点でも優れた武器になるはず。

ひとつあると大変頼もしい、実践向きの使える音源の代表格ではないでしょうか。

ではでは。

ZENOLOGY PROの製品ページはこちら

Roland JD-800実機とプラグインを比較してみた違いはあるものの、そっくり! JD-800は実機を所有しているものの、ちゃんと比較をしたことがなかったので今回やってみました。 JD...
Roland Cloud(ZENOLOGY)を分かりやすく解説してみた俺(ハード)か、俺以外(ソフト)か。 Rolandから新たな音源システム「ZENOLOGY」が発表されました。 あまりにも大型アップ...