ついにこの日がきた!
【Roland Cloud】人気PCM音源「XV-5080」がソフトウェアでリリース!
一際思い入れの強いXV-5080のプラグインが本家からリリースされました。待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
ようやく実現されたソフトウェア化について、忌憚なく意見を書いていきたいと思います。
XV-5080のソフトウェア化についての感想
実機は2000年にリリースされているので、誕生からまもなく20年を迎えようとしています。
これといったオンリーワン的な特徴のある音源ではないと思うのですが、出音の良さ、使い勝手の良さ、拡張性の高さから人気を博しました。個人的にもかなり使い倒した音源です。
近年ではINTEGRA-7やFAシリーズ、最新のJupiter-Xシリーズなどにも「XV-5080収録」という触れ込みで販売されるほど愛されています。
そんなXV-5080ですが、今回のリリースにあたっての感想です。
良いと思ったところ
- ソフトウェア化は正義(使いやすさ、トータルリコール、メンテ不要、etc…)
- 再現度が高い
イマイチだなと思ったところ
- リリースが遅すぎ
- サブスクリプション制なのでハードル高い
- XV-5080の音色のためにハードウェアを購入したユーザーへの配慮が不足している
使うのはユーザー個人の判断ですし、Rolandにも戦略はあるのはわかります。いずれも自由で良いと思いますが、どうもイマイチに感じてしまうんですよね。
ソフトウェア化するのであれば、ハードウェアにXV-5080を搭載する必要がないのではないかと感じてしまった。新たにPCM部を刷新するか、もっと革新的なベクトルを持っても良かったのでは?と。
現状では、XV-5080を使用するにはサブスクリプションかハードウェアかという選択になってしまうので、強気だなぁ・・・といった印象です。
さいごに
Rolandは大好きなメーカーです。シンセサイザーメーカーでは最も好きだし、音も好み。
だからこそ、こうあって欲しいという期待も強いのかもしれませんね。どうでも良ければこんな記事は書かないわけで。
勝手な要望を書いておきますが、サブスクと合わせて、単品販売して欲しいです。
ではでは。