2021年1月28日〜2月28日の期間で開催された「Jesse McFaddin × Loopcloud Japan リミックス大会」にて見事、優勝者/優秀者に選ばれたアーティスト9組にインタビューを行いました。
9組の楽曲はCDとしてプレスされ数量限定でリリース(タワーレコード限定)されており、オリコンミュージックストアでは配信が開始されています。
本日TOWER RECORDSでCDフラゲ日!
先行予約は→https://t.co/tU5tmOIaqn
明日いよいよオリコン様でもダウンロード発売開始!https://t.co/O5UaU8ewpQ
動画は受賞者9名をご紹介!音楽は優勝されたS-NAさんの作品です!淳士作曲大会もどんな作品が届くか楽しみです♪https://t.co/JfGEw9MkEZ pic.twitter.com/s5lkZknEz1
— Loopcloud 日本公式アカウント (@loopcloud_jpn) March 30, 2021
今回のインタビューは、優秀者に選ばれたEruker氏(@peecotton)です。
Eruker氏インタビュー
まずは、この度はおめでとうございます! 今の気持ちを聞かせてください。
ありがとうございます!
今の気持ちを率直に言うと、とても驚いています。
まさか、自分が優秀者に選ばれるとは思っていなかったので、
応募されたきっかけは何だったのでしょう?
「Computer Music Japan」 の記事で知りました!
お世辞とかではないです(笑)
私も以前から、「Computer Music Japan」や「SynthSonic」等、
いつも有益な情報をありがとうございます….
現在のご自身の音楽活動内容について教えて下さい。
主にYoutubeやSoundcloud等のネット上でのみ活
元々、私がDTMを始めたきっかけは、「
なので、活動内容とか目的みたいな、
今回制作された楽曲「Erectronic Mix」についてお伺いします。 どのようなことを心がけて作られましたか。
今回のRemixは、
ドロップは一般的な4/4拍子なのですが、
この3連符のリズムが個人的にすごく好きなので、
ドロップに入る前の「〜の中で」
JesseのパッケージRAPPERS ROCK以外にはどのような製品を使用されましたか?
はい。正直に白状しますと、
Loopcloud様、
実は今回このRemix大会に参加する為にLoopcloud様
Loopcloud及びLoopmaster以外で使用されたプ ラグインやソフトウェア、 サンプルパックなどを教えて頂けますか。
ダンスミュージック系のアレンジですので、
主に、「Nexus 3」「Omnisphere 2」「Serum」といった辺りです。
また、変わり種としては、フリーシンセの「Kairatune」
その他は、ストリングス音源として、
サンプルパックは、主にSpliceを利用しています。
エフェクト類は、
コンプは、純正の他に「Pulser Mu」やPlugin Allianceの「Shadow Hills Mastering Compressor」を使っています。
もちろん、みんな大好き「OTT」もあります。
お気に入りのプラグイン 、またはハードウェアを教えて下さい。
音源で言えば、「Nexus3」が一番好きです!
シンセでの音作りは苦手なので、
あと、動作が軽いのも良いですね。
今回のRemixでは、ドロップ部分のベルっぽいリードは、
エフェクトは、またまた変わり種になるのですが、JST社の「
公式ではボーカル用のコンプという謳い文句だったのですが、
クセのあるかかり方をするので、万能ではないんですが、
制作環境について教えてください。
使用しているDAWはLogicです。
なので、PCは必然的にMacですね。
スペックはLate 2015のモデルで、CPUがCore i5、メモリ16GBです。
性能的には結構かつかつで、
モニターヘッドホンはAKGのK371を使用しています。
他のヘッドホンを使用した事が無いので、
モニタースピーカーは、IK Multimediaの「iLoud Micro Monitor」を持っているんですけど、
住宅事情であまり大きな音を出せないので、最初から最後まで、
一応、
その他は、MIDIキーボードがKORGの「microKEY」
Apple純正の「Magic Trackpad 2」を使用して、制作しています。
今後の音楽活動についての展望や目標などをお聞かせください。
とにかく曲を作り続けます。
どうやったら自分の思い描く理想の曲になるのかをひたすら追求し
今後は、作った曲はなるべく公開するつもりです。
作るだけ作ってあとは放置みたいなパターンも結構あったりするの
私と同じように、
最後に何か宣伝をどうぞ。
SoundcloudやYoutubeで、曲を公開中です。
気が向いた時に覗き見して頂ければ幸いです。
Remixアルバムの方もぜひ、聴いて頂ければと思います!!
よろしくお願い致します!
おまけ Eruker氏による制作Tips
私がいつも実践しているサイドチェインの方法をご紹介致します。
Logicユーザー限定かつ有料プラグインの「LFO Tool」を使用したTipsになってしまいますが、
今回は例としまして、
こちらのトラックの、
サイドチェインは人によって様々な方法で実践されますが、
4つ打ちの場合は、もっと簡略化出来るのですが、
まず、
Logicの場合、「Stereo Out」と書かれた部分を選択し、任意のバスを選択します。
今回は「Bus10」に送ります。
すると、Logicでは、Auxトラックが作成されますので、
次に、新規のインストゥルメントトラックを立ち上げ、「AU MIDI制御エフェクト」から「LFO Tool」を選択して、起動します。
立ち上がった「LFO Tool」右上のサイドチェーンから、
そして、ちょっと小さいんですけど、
この「Note Retrig」の左にあるアイコンを2回クリックして「ENV」
手順が多いですね(笑)
もう少しですので、頑張りましょう!
この状態で、「LFO Tool」を立ち上げたトラックに、
そうすると、
あとは、自分の好きなように「LFO Tool」内の波形を調整して、サイドチェインの完成です!
また、追加でサイドチェインを適用したいトラックがある場合は、
リードトラックとベーストラックも追加してみました。
最後に、これらのトラックにもサイドチェインを適用し、
この方法のメリットは、
「LFO Tool」内で細かくエディット出来ますので、
もちろん反対に、デメリットもちゃんとあります(笑)
手順が煩雑なのもそうですが、この方法を取ると、
出力を一つのバスにまとめてるので当たり前なんですが、
ちなみに、「LFO Tool」以外にも、Cableguys社の「
Logic以外のDAWでもおそらく出来ると思いますので、
あと、もっと簡単なサイドチェインの組み方があれば、
以上になります。
サイドチェインに悩んでいる方の一助になれば幸いです。
Eruker氏
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& Loopcloud x 淳士 作曲大会開催!
期間 : 3/18~4/18
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🍊「命を削って音楽を創ろう!」🍊熱い想いとサウンドをお待ちしています! https://t.co/hba9gS9w5W
— Loopcloud 日本公式アカウント (@loopcloud_jpn) March 18, 2021