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audio-technica「ATH-CKR7TW」レビュー

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落とすと思わず「アッ!」

音の良いワイヤレスイヤフォンがほしくてSonyBoseを検討していたのですが、audio-technicaから「徹底した音質重視」の製品が出ることを知り、買ってみました。

使用感や音についてレビューします。

1年半使った感想も追記しているので、ワイヤレスを検討している方はその辺りも読んでみてください。

※この記事は2018年11月11日に投稿されたものに、加筆修正を加えたものです。

ATH-CKR7TW

バランス良く中域の聴かせ方が秀逸

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音ひとつひとつの分離がよく、非常にバランスが良いです。かといってモニター的な「つまらない」感じではありません。とても心地よい音です。

低域もしっかり出ますが、締まりがあります。EDMやキックの音に拘りがあるような曲も余裕で鳴らし切ります。

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特筆すべきは中域の聴かせ方。中域は音が混み合い低廉なスピーカーだとダンゴに聴こえがちですが「ATH-CKR7TW」は分離がよく、音の定位も明確なため鳴らし分けが非常に優れています。

少々高域が刺さると言えば刺さるかも。うるさい感じではないのですが、電子音楽系やハイ成分がきつめの楽曲は少々気になるかもしれませんが、ポップスやクラシックの弦楽器などは感動的に聴かせてくれます。

ただ、もともと使っていた「TT-BH23」との比較なので無理もないかもしれませんね。

ただ、決して悪くはなかったですよ。コスパは非常によかったんですが「ATH-CKR7TW」とは価格差がありますので仕方ないです。

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あまりにも良い感じで鳴らしてくれるので、もしかしてこれは俺のクソミックス曲も良い感じに鳴らしてくれるという、いわゆる「リスニング用なイヤフォン」なんじゃね?とか思ったので、念のため聴いてみましたが、クソミックスはクソとしてしっかり再生してくれました。ゆ、優秀じゃん(涙

内容物

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箱を開けるとこんな感じで封入されています。

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付属品です。イヤーピースは4種類。ぼくは最も大きいものに変えました。

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充電はUSBケーブルにて行います。iPhoneの電源コードの先っぽを使えばコンセントに直接挿せます。

装着感

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完全ワイヤレスで引っ掛ける部分もないので装着感を心配していましたが、しっかりフィットするので問題ないです。今の所は落ちそうになることもなく使えてます。

イヤーピースのサイズ変更で個人差は補完されるのかな、とは予想しますがどうしても不安な方は慎重に考えた方が良いと思います。排水溝とかに入ったら地獄です。

一応、3Dループサポートが装着可能なのですが、脱落防止に役立っているようには感じませんでした。ただ、使い方の問題か、耳の形状の問題かもしれませんが・・・。

【2018年12月31日追記】

1ヶ月半ほど経ち、ほぼ毎日使用していますが、何度か落としそうになりました。やはりワイヤレスは気を抜くと怖いです。イヤーピースのサイズ変更か、3Dループサポートの再使用を検討しています。

スイッチが両方についていて、右側が再生・停止、左側が音量調整となっています。

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【2020年6月11日追記】

はい、1年半以上使用してきましたが、何度も何度も落としました。んで、50%くらいの確率で割れます(画像参照)

ぼくの使い方が悪いというのが大前提で読んで欲しいのですが、使う環境や人によっては、ワイヤレスは危険。何かの弾みで落とす確率が相当高いと思います。

耳からめっちゃ出っ張るので何かに当たると引っかかる可能性はあります。

どうしてもワイヤレスが良いという方は、リスクも織り込んで買ってください。

さいごに

音は非常に良く、モニター的な使い方も可能で、リスニング用としても優秀です。

ミックスやマスタリングが終わった2MIXを散歩しながらチェックするには良いイヤホンだなと感じます。

月並みですが、お気に入りの楽曲をこいつで聴いてみたい、と思わせる感じ。

ちょっと価格は高いですが、毎日使用するものなので投資と考えると非常にコスパが高いと思えます。

ただ、落とすのは覚悟しましょう。覚悟できない方にはワイヤレスはオススメしません。

ノイキャン付きもリリースされてますね。

ではでは。