音源

【PR】Rob Papen B.I.Tレビュー

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最近のシンセサイザーには複数のサウンドエンジンが搭載されていても驚かなくなってきましたが、今回紹介する「B.I.T」は純粋なバーチャルアナログシンセエンジンのみ。

様々な高品質シンセサイザーを手掛けるRob Papenが、あえてアナログ・モデリング特化をテーマに制作した原点回帰とも言えるシンセサイザーです。

質感、プリセット、搭載機能、GUIを含めたすべてがベーシックながら、品質はハードウェアクオリティというどこまでも基本に忠実なコンセプト。

複雑なシンセではなく、シンプルで音が良いものをお探しの方にオススメな逸品です。

Rob Papen B.I.T

B.I.T=Back In Timeの意味らしく、戻る、原点回帰そのような意味ですかね。または、「Be Inspired Today」(今日インスピレーションを得る)という意味も込められているとのこと。

シンセサイザーの原点に立ち返り、新しいインスピレーションが得られるシンセサイザーと解釈することが出来ますね。

昨今の主流であるウェーブテーブルなど使用せずとも、様々な音作りは可能である、クラシックなアナログの魅力にもう一度立ち返って欲しい、そんなRobのメッセージをくみ取ることもできます。

シンプルな構成

16ボイスの2オシレーター構成で、基本波形は11種類。オシレーター2には3種類の波形が選択可能なサブオシレーターが搭載されています。

シンプルとはいえ、オシレーター2のFM、PM、RINGモジュレーターで、オシレーター1を変調してかなり複雑な音作りが可能です。

第一印象は、分かりやすい構成なため音作りに集中でき、純粋に出音との対話を楽しめると感じました。

プリセットは使いやすいものを中心に、950種類を用意。

高品位なリバーブを含む5種類のエフェクト

エフェクトは必要最低限の5種類(Chorus、Flanger、Phaser、Delay、Reverb)を搭載しています。

特にリバーブは”ハイクオリティ”とされており、確かに質感良いです。芯を残しつつ、音に艶を与えてくれるんですよね。少々深めにかけてもボヤけずにデジタル臭さが少ないのも◎。

GUIに工夫がされており、ON/OFFスイッチに加えて、テキストをクリックするとパラメーター表示が切り替わります。1画面完結を実現するための省スペース設計ですね。

プリセットマネージャー

プリセットマネージャーは他のRob Papen製品同様、非常に使いやすく、目的の音に最短でたどり着けるように設計されています。

プリセット名もシンプルで鳴らす前からなんとなく想像がつくのも良い。

音について

スタンダードなアナログモデリングシンセサイザーということで、そのまんまの非常にスタンダードな音です。

これは鳴らし比べると分かるのですが、Predator 2よりもあっさりしていて、中域の押し出し感がなく自然なので実機に近いサウンドなのはB.I.Tなのかなと感じました。

複雑な機能がないことと、地味な見た目から人によっては物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、余計な機能は要らない、基本に忠実なシンセが欲しい、という人にはオススメできます。

プリセットは80年代~90年代の音楽で聴かれたサウンドが詰まっているのが嬉しい。

モダンな明るく明瞭なサウンドというよりは、クラシックな温かみを持った使いやすい音色が欲しい場合にチョイスしたいシンセ。

CPU負荷

CPU負荷はまずまずと言ったところです。パッド系音色を4音鳴らしてみました。

概ねこれくらいですが、音色によって結構変わります。

Windows 64bit(Core i7 3.2G)、メモリ32GB環境での計測。

NKS対応

Native Instruments社のNKS規格にも対応。Komplete Kontrolシリーズのユーザーは見逃せないポイントです。

ツマミでグリグリできるのはシンセ好きの心をくすぐりますねw

さいごに

まさしく原点回帰なコンセプト、シンプルかつ高品質なシンセサイザーです。

GUIに関しては、今どきの派手な演出があるものと比較すると地味な印象がありますが、無駄にCPUリソースを使用していないと考えると静止衛生上よろしい気もします。

ソフトウェア独特の張り付く感じが少なく、ハードウェアに近いスッキリした質感を是非体感して欲しいですね。

あのRob Papenがあえて原点回帰をする「哲学」を感じられるシンセサイザーでした。

ではでは。

Rob Papen全てのシンセを網羅したeXplorer 6⇒eXplorer 6

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