音源

【PR】IK Multimedia MODO DRUMレビュー

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唯一無二の物理モデリングサウンド、見参。

IK Multimediaの大ヒット音源、MODO BASSに続く物理モデリング(フィジカル・モデリング)音源シリーズ第二弾、MODO DRUMのご紹介です。

ドラムの素材やパーツ、奏法に至るまでモデリングしており、かなり追い込んだ調整が可能。

しかしながら操作は非常に直感的で分かりやすく、初心者にも扱いやすいのが非常に良い感じです。

MODO DRUM

MODO DRUMは史上初の物理モデリングドラム音源。

正確には、キック、スネア、タムが物理モデリングで、シンバルやハイハットなどの金物はサンプルベースというハイブリッドです。

容量は他のリアル系ドラム音源と比較しても小さく、12GBほど。

ヘッド、シェル、スティック、ビーターの種別、サイズ、共鳴、部屋鳴り、左右のスティックが叩く位置まで、自由に選択、調整可能という究極のドラム音源。

細かい調整ができる反面、難しいイメージや、知識がない…という方にも自信を持ってオススメできる使いやすさ。ここは大きなポイントです。

細かいところまでグラフィックが作り込まれているので、知識がなくとも音と合わせて調整していけばドラマーやエンジニアでなくとも心配無用。

10種類のドラムキット

様々なジャンル、スタイルをカバーする10種類のドラムキットを搭載しています。

  • STUDIO
  • JAZZY
  • ROCK CUSTOM
  • GRUNGY
  • DJENTLEMAN
  • BLACK OYSTER
  • BUBINGA
  • PLEXI
  • EXTREME
  • REFERENCE

10種類から選択できるだけでもバリエーションは十分ですが、ピース毎の組み合わせも可能です。

例えば、STUDIOキットのスネアだけを他のものに変更するなど。好みの組み合わせでオリジナルドラムキットを構築することができます。

9種類のROOM

IK Multimedia社の高品位なスタジオから、ガレージや大聖堂までをコンボリューション処理にて再現。

  • BOOTH
  • MID STUDIO
  • GARAGE
  • BUNKER
  • LARGE STUDIO
  • CATHEDRAL
  • CLUB
  • VENUE
  • WAREHOUSE

ROOMを切り替えるだけでも、雰囲気や響き方がかなり変わります。

ひとつひとつのGUIも作り込まれており、イメージしやすいのも大変良いですね。

1,400種類以上のMIDIパターンを収録

大量に用意されたグルーブパターンもシンプルで視認性がよく、非常に使いやすいです。

ジャンルやカテゴリを選択して絞り込みを行い、プレビューして気に入ったものをドラッグ&ドロップでDAWに張り付けることが可能です。

ハーフテンポ、2倍のテンポの切替もワンクリックで行えるのも◎。ドラムパターンからのインスピレーションを得られることもあるでしょう。

もちろん、グルーブを鳴らしつつ各キットの音作りを追い込んでいけるので雰囲気もつかみやすいです。

物理モデリングならではの音づくり

キック、スネア、タム(物理モデリング)は細かく調整可能。

エフェクターでは得られないドラムそのものの音作りは爽快で、かなり追い込んだ音作りができます。

モデリング音源ならではの楽しさがありますね。

GUIはとても分かりやすく、直感的に使用できます。ほぼマニュアルはいらないですね。

スネアを叩く位置や強さを左右で変えたり、キックのビーターも数種類から選択できたりします。

ただ単に音を変えていくだけでなく、グラフィックが用意されているので、見ながら音作りしていくだけでも勉強になりますよ。

音について

音自体はスカッとしていて、ドライでナチュラルな音。様々な楽曲に合わせやすのではないかなと感じました。

そして物理モデリングの真骨頂、音の強弱のつけ方が非常に自然で違和感がなく、自然な鳴り方がとても気持ち良い。非常にリアルです。

音自体がリアルというより、鳴り方がリアルなんですよね。これはMODO BASSにも共通して言えることで、物理モデリングの特徴なのかなと。

物理モデリングのメリット

物理モデリングのメリットとして、非常に細かい設定が可能なところ。ほかのドラム音源では届かなかった痒い部分に手が届きます。

細部まで拘りたいドラマーはもちろん、レコーディングエンジニアも納得の仕様。

ピース毎の調整で追い込んだ音作りが可能なため、エフェクターが極めて少なく済むのも良いのかなと。CPU負荷の軽減にもつながります。

負荷

MODO DRUMでグルーブを再生した際の負荷です。まぁまぁ高めですね。

【負荷テスト環境】

  • CPU : AMD Ryzen 9 3900X Matisse [3.8GHz/12Core/TDP105W] 
  • メモリー : 64GB[16GB*4枚] DDR4-3200 [メジャーチップ・8層基板] Dual Channel 
  • ストレージ  : Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 2TB]
  • オーディオインターフェイス:RME FireFace UCX

バッファーサイズは512sample、サンプリングレートは44.1kHz、ビット解像度は24bitに設定しています。

さいごに

リアルなサウンドのみならず、奥深い音作りと使いやすさを兼ね備えた、素晴らしいドラム音源です。

なにはともあれ、グラフィカルで使いやすく、ひとつひとつの音を作るのが非常に楽しいです。ここを推していきたい。

副産物として、ドラムがどのような構造で鳴っているのかという部分も学べるのも嬉しいところ。

是非是非、堪能してみてください。

ではでは。

IK Multimedia MODO DRUM