カセットテープが高騰しているそうです。
私はおっさんなので、カセットテープ世代。
メタルテープとか、当時買い溜めしておけばよかったなぁ😅 pic.twitter.com/9ZBtONgnMq— やまな🍀 (@yamana111152) April 20, 2021
特に、生産完了しているハイポジションやメタルがその対象らしく、20〜30代の間では「新しい文化」として盛り上がっているとのこと。
また、世界的アーティストがカセットテープで新譜をリリースしていることもブームを牽引している要素だそう。
音云々以外のカセットテープ自体のモノの価値もあろうかとは思いますが、音質だけならプラグインでも十分に楽しむことができるのはDTMerの特権。
「テープの音?ああ、プラグインで楽しんでる。プレイヤー?不要だよ。何ならデジタルに落とし込める」
DTMerが一般人向けに”ドヤれる”またとない機会となっておりますので、是非チェックしてみてください。
Waves Factory Cassette
4種類のテープポジション(ノーマル、ハイポジション、フェロクロム、メタル)を再現するカセットテープエミュでは最右翼のプラグイン。
質感も非常に素晴らしく、カセットの音を知っている人はニヤニヤできます。
これはホントおすすめ。
Caelum Audio Cassette Tape 2
無料版で何とかしたいという方にはCaelum AudioのCassette Tape 2がオススメ。
Waves Factoryほどの種類はないものの、質感が素晴らしく「ちょうど良い」カセットテープの質感が得られます。
詳しくはこちらを参考にしてください。
https://synthsonic.net/archives/caelum-audio-cassette-tape-2%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc.html
さいごに
オープンリールなどの業務用テープではなく、コンシューマー向けのカセットテープというところがキモ。
マスターやバスに立ち上げて全体の質感コントロールはもちろん、トラック単位での音作りにも活躍してくれるので、一つは持っておきたいプラグインですね。
音はプラグインで再現できますが、レコードと同じように、一手間かけて物理から流れる音楽が重宝されるのは、手軽で便利なデジタルからは得られない満足度があるのかもしれません。
進化の過程による潮流とは異なるムーブメントなので、どういう文化に発展していくのかが非常に楽しみです。
ではでは。