音源

Karanyi Synths Ⅱ Abyss レビュー

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Karanyi社のKontakt用シンセ音源ライブラリ、Synths Ⅱ Abyssをレビューします。

Oberheim Matrix 6/1000、Moog Minitaur、Moog Sub37の音色を、ハードウェアで加工し、サンプリングしたもの。

立体感のある質感で、ヴァーチャルアナログとは一味違うライブラリだなと。

Karanyiは、数々の受賞歴を持つ、音楽プロデューサーであり作曲家のDani Karanyiが運営するデベロッパーです。

※この記事は2019年10月7日に投稿されたものに加筆修正したものです。

Karanyi Synths Ⅱ Abyss

動画でも分かるように、左右にビリビリと鳴っている気持ちのいい低域ノコギリ波のような音がたくさん収録されています。

ベースやドローン音色に特化したライブラリ。

ヴァーチャルアナログとは一味違うハードウェアの質感です。

4種類のシンセサイザーを収録

  • Oberheim Matrix 6
  • Oberheim Matrix 1000
  • Moog Minitaur
  • Moog Sub37

いずれもシンセの名機なので、ハードウェア買うと思えば格安と考えれば安いものですね。

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アウトボードの味付けがキモ

収録の際、Neve、Lexiconなどのアウトボードに加えて、Universal Audio Apollo 8pを使用しています。

いかにKontaktと言えども、普通にサンプリングをしただけではこの質感にならないと思うんですよね。

デジタル化する上で、失われるアナログ感をアーティストの経験からくる勘所で処理しているように感じられる質感です。

プリセットは190種類、マルチ音色が40種類の合計230種類。

ベース寄りの音域が多いですね。

ノコギリ波デモ音源

ノコギリ波鳴らしてみました。Dry ⇒ FX1のみON ⇒ FX1・FX2ともにONです。

どうですか、この立体感。プラグインではなかなか感じられない質感が良い。

これはシンプルなノコギリ波なのですが、プリセットは230種類収録されています。

さいごに

ビリビリくる低域ノコギリ波厨は買いですw

マルチに使えるシンセサイザーというわけではありません。

上のデモのような質感のノコギリ波や、立体感のあるアナログベース、あとはオカズ音色などに向いてます。

ジャンルにもよりますが、メインではなく、ポイントで使う音色としては非常に存在感あるので、使い方によって活躍しそう。

容量は4.3GB。ダウンロードして任意のKontaktライブラリフォルダに入れるだけで、認証などの作業はありません。

Kontaktフルバージョン(KOMPLETE 13以上に収録)が必要です。

ではでは。

Karanyi Synths Ⅱ Abyss