full Bucket Musicというデベロッパーをご存知でしょうか。
CMJでも何度も紹介しているので知っている方も多いかもしれません。
ヴィンテージシンセサイザーやエフェクターなどを個人で自作しており、無償配布しているというDTMer必見のサイト。
特に、KORG PS-3000シリーズ(PS-3100、PS-3200、PS-3300)に興味がある方は必見のデベロッパーです。
※この記事は、2019年10月14日に投稿されたものに、加筆修正したものです。
full bucket music
full bucket musicは、ドイツのデベロッパーで、Björn Arlt氏が個人で運営しています。動画のセンターで、ボーカル&キーボードを担当しているのがBjörn Arlt氏です。
本業はプログラマー兼ソフトウェアエンジニアですが、音楽とシンセサイザーに魅了され、ソフトウェア制作を行っているとのこと。
出典:FULLBUCKET, FREEWARE-SCHMIEDE AUS HANAU
アナログシンセを多数モデリングしているので、さぞかしたくさんのアナログシンセの実機を保有しているのかと思ったら、KORG Mono/Polyのみとのこと。
PS-3000シリーズなどのエミュレーションは、回路図を見てプログラミングしているそうです。
さすがは本職のプログラマー・エンジニアですね。
22種類のプラグインがダウンロード可能
教授(坂本龍一氏)の千のナイフでも使用された、KORG PS-3100のエミュレート「FB-3100」など、PS-3000シリーズや上に書いたMono/Polyのエミュレートなど、ヴィンテージシンセマニアにはたまらないラインナップです。
容量は1MBちょっとという極小サイズ。インストールの必要もなく、プラグインが格納されているフォルダにdllファイルを入れるだけ。
負荷も軽く安定もしています。素晴らしい技術力ですね。
さいごに
シンセサイザー愛を感じずにはいられないですね。
配布されているソフトウェアは全て無料ですが、PayPalによる寄付は受け付けています。
開発を応援したい方は是非。