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【PR】Waves Diamond Bundleレビュー

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ノイズリダクションもお任せ!

Wavesのエフェクトバンドルを購入するときは何が判断基準になりますか?

多くの方はコンプレッサーやEQ、マキシマイザーなどを連想するのではないでしょうか。

もちろん、エフェクタープラグインのパイオニアWavesはどのバンドルを買っても一通り抑えられています。

で、高品質なコンソールプラグイン、ノイズリダクションツールが欲しいという方には是非Diamondを狙って欲しい。

Horizonとの比較も交えて書いていきますので、気になっている方は読んでみてください。

※この記事は2020年6月18日に投稿されたものに、加筆修正したものです。

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Waves Diamond Bundle

Waves Diamondは、69種類以上のエフェクトバンドルで、Waves社の数あるバンドルとしての位置づけは上から3番目。

上位には「Horizon」と「Mercury」があります。

が「Diamond」と「Horizon」は完全上位互換というわけではなく、構成が少々異なるんですよね。よって、Diamondに入ってて、Horizonに入っていないものがあります。

次のとおりです。

  • Cobalt Saphira
  • NLS Non-Linear Summer
  • X-Click
  • X-Crackle
  • X-Hum
  • X-Noise
  • Z-Noise

それぞれを詳しく見ていきましょう。

Cobalt Saphira

倍音をコントロールし音に厚みを加えるプラグイン。

7つのハーモニクスモードを搭載しており、さらに偶数倍音(Edge)と奇数倍音(Warmth)を独立して調整することで、直感的で素早い音作りが可能となります。

Edge、Wamthともに4バンドEQとも連動しているので帯域のコントロールがしやすく、痒いところに手が届くのが◎。

テープエミュレーションも搭載しており奥行の表現にも長けています。

バスやマスターに立ち上げて、物足りない帯域を補い、好みの質感に仕上げることが可能に。

NLS Non-Linear Summer

SSL4000G、EMI TG12345、Neveのコンソールをエミュレートしたプラグイン。

それぞれが個性的で、どれもとても良い感じにアナログ感を出してくれるので、物足りないサウンドがグッとそれっぽくなります。

コンソールの質感を欲しい方はもちろん、チャンネルストリップ試したことがない人、他のチャンネルストリップでしっくりこなかった人にオススメしたい。

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X-Noise

テープヒス、空調、コンピューターノイズなどのバックグラウンドノイズを除去するプラグイン。

各トラックのオーディオ、2MIX、思うようにいかなかったレコーディング素材などからノイズを取り除くプロセッサーです。

あらゆる音源に含まれるノイズ成分をインテリジェントに認識。

操作方法はコンプレッサーにも似ており、グラフィカルなインターフェイスを確認しつつ行うことができる、直感的ノイズリダクションプラグインです。

X-Click

デジタルスイッチングやクロストークから生じる鋭いスパイク波形、78回転のSPレコード、通常のアナログレコードのクリックノイズを除去。

[Threshold]と[Shape]を調整して、必要なものは残しつつ不要なもののみを除去することが可能です。

[Audio]と[Difference]のスイッチングで、クリックノイズのみを聴きながら調整できるのも良いですね。

フルオートメーションでもマニュアルでも操作可能。

X-Crackle

アナログレコード修復の第二段階としてプチノイズや表面の傷から生じるノイズを除去するプラグイン。

X-NoiseやX-Clickで処理を行った後に使用して更にきめ細かくオーディオを仕上げていきます。

X-Hum

ターンテーブルやカセットのグラウンドループハム、DCオフセット、低周波ランブル軽減を目的とした、8つの相互連動するノッチフィルタープラグインです。

これらにみられるノイズは機械的な問題である場合が多く、特定の周波数帯にノイズが発生します。よって、動的ではなく固定の帯域のみをカットすることが求められます。

X-Humは非常にかんたんな操作で特定の帯域をカットすることが可能。

また、[Inverse]スイッチはフィルタをブーストに切替られるため、問題の帯域を見つけやすいです。

Z-Noise

極めてシンプルな操作で自然にノイズリダクションを行ってくれるプラグインです。[Threshold]と[Reduction]の2つをメインにコントロール。

一般的なノイズ処理でトレードオフになりがちなのが、トランジェントの喪失。

Z-Noiseでは、ノイズリダクション処理が行われる前に、トランジェントを強化することによって、ダイナミクスを損なうことなくスレッショルドを上げることが可能なんです。

キツめにノイズ除去しつつ、原音の迫力を損なわないようにコントロールができるのは大きなアドバンテージ。

また、素材に応じて解像度を最適化するモードが3種類用意されています。

  • Smooth・・・最高の分解能で処理しますが、アタック成分が失われがちです。ボイスなどの鋭いアタックを必要としないソース向け。CPU負荷も高い。
  • Punch・・・ピアノやドラムなどのパーカッシブなソース向け。アタックを活かしつつノイズを低減します。
  • Nomal・・・オールマイティに使用可能。上記以外のものに使用します。

さらに、再生中にリアルタイムにノイズ・プロファイルを検出する[Adaptive Mode]や、ミックス素材からノイズ・プロファイルを検出する[Extract Mode]も搭載。

高度なリアルタイム処理を行っているだけに少々レイテンシーが発生するのは仕方ないですね。

さいごに

エフェクトプラグインというとコンプレッサーやEQなどに目がいきがちですが、ノイズリダクションツールを同時にゲットするのであれば、Diamondがオススメですね。

個人的には、NLSが入っているのが大きなポイントだと感じています。

ではでは。

WAVES Diamond
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