こんなテープの音が欲しかった！
カセットテープ世代歓喜のプラグイン、Caelum AudioのCassette Tapeバージョン2のご紹介です。
バージョン1も素晴らしいデキでしたが、2になりGUIが刷新、機能も増えておりパワーアップ。
サチュレーションの感じだけでも試していってちょうだい！
Caelum Audio Cassette Tape 2
ビンテージテープカセットの暖かさ、ノイズ、キャラクターをエミュレートするプラグインです。
操作は非常にカンタンです。基本的に5つのノブを調整して音作りを行います。
加えて、テープタイプの切替（IRをONにするとTYPE1＝ノーマルテープ）オーバーサンプリング（最大16倍）を搭載。プリセットは16種類用意されています。
音について
特筆すべきは[Saturation]で、非常に素晴らしい質感です。
中低域の密度がグッと高くなり、広域が柔らかくなり、とても心地よい音にしてくれるんですよね。
テープの音を知っている人は「こういう感じになって欲しかった！」と思う方も多いのではないでしょうか。
ローファイな方向のドラムやベース、シンセサイザーなどにはハマる確率が非常に高いのかなと。
CPU負荷
負荷は軽いです。オーバーサンプリング16倍でもこのとおり。
【負荷テスト環境】
- CPU : AMD Ryzen 9 3900X Matisse [3.8GHz/12Core/TDP105W]
- メモリー : 64GB[16GB*4枚] DDR4-3200 [メジャーチップ・8層基板] Dual Channel
- ストレージ : Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 2TB]
- オーディオインターフェイス：RME FireFace UCX
サンプリングレートは44.1kHz、ビット解像度は24bitに設定しています
さいごに
テープの音が欲しい方には文句なしにオススメ。
機能こそシンプルですが、無料なので文句はありません。
サチュレーションだけでも使う価値あるプラグインです。
ではでは。
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