先日ブログにも書きましたが、ほぼ10年ぶりほどのDTM用PCとして「Sycom Silent-Master」を導入しました。
めちゃくちゃ静かなことは記事にしたとおりですが、インストールも少し落ち着いたので、いくつかの面から、数回に分けて性能の検証をしていきたいと思います。
第1回は重たいソフトシンセについての検証です。前のPCからどれくらい負荷が下がったのかを比較します。
スペックなど、DTM用PCを購入検討の方は参考にしてください。
Sycom Silent-Master DTM PCとしての実力検証
入れ替え前のPC(旧)
- Windows 10 64bit(Intel Core i7-8700 3.2GHz 6コア)
- メモリ 32GB
入れ替え後のPC(新)
- Windows 10 64bit(AMD Ryzen 9 3900X 3.8GHz 12コア)
- メモリ 64GB
u-he Diva
旧PC
- マルチコアOFF
- マルチコアON
新PC
- マルチコアOFF
- マルチコアON
マルチコアON/OFFともに、だいたい半分の負荷になってますね。これで気軽にDivaが使える…w
https://synthsonic.net/archives/48030731.html
u-he Bazille
最恐負荷のBazilleも比較してみます。
旧PC
デフォのノコギリ波を4音鳴らした状態。
新PC
3分の2くらいになっています。
https://synthsonic.net/archives/u-he-bazille%e3%81%af%e9%9f%b3%e3%82%82%e8%89%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%a9cpu%e8%b2%a0%e8%8d%b7%e3%82%82%e6%9c%80%e5%87%b6.html
※オーディオインターフェイスはRME UCXを使用しており、バッファーサイズは[256 sample]です。もう少し大きくすると更に負荷が減らせます。
https://synthsonic.net/archives/53878974.html
さいごに
さすがに最新のPC、スペックも上がってるので当然ですが、それぞれの負荷が軽くなり現実的に使用できるようになりました。
かなり重い部類のシンセサイザーでこの状態なので、負荷の軽いSylenth1などは100台同時使用余裕かもですね。
今後は、エフェクターや数多くのトラック再生の検証も進めていきたいと考えています。
ではでは。
https://synthsonic.net/archives/54958188.html