Lexiconリバーブをエミュレートした、Native InstrumentsのRC24・RC48をご紹介です。
リバーブと言えばレキシコン!という人も多いのではないでしょうか。
RC24・RC48(REVERB CLASSICS)は、高品質リバーブで名高い、Softubeの協力のもと制作されたプラグインなんですよね。
Komplete Ultimate以上にしか含まれていないので、無印かUltimateか決めかねている方の判断基準のひとつになれば幸いです。
※この記事は2016年3月4日に投稿されたものに、加筆修正をしたものです。
REVERB CLASSICS
実機は完全プロ御用達の、泣く子も黙る伝説のリバーブです。実機は100万以上。
スタジオの写真などでも写り込んでいるのをよく見かけます。
Our 2 Lexicon LARC remotes for our 480L Unit! #Studio #Reverb #Lexicon #Audio #Producer #Music pic.twitter.com/1ZtA7AOFsI
— Prime Studio® GmbH (@PrimeStudioGmbH) April 25, 2017
音デモ
Dry→RC24→RC48の順でドラムにかけてみました。プリセットはホール系のものをチョイスしてます。
Wetのままプリセット試していくと、どれもこれも濃すぎて大浴場にいるみたいになってしまうので注意です。
右上のツマミ(Wet⇔Mix)をMixにして、調整すると実戦向けな音になります。
このままでは好みが分かれそうな音、といった印象ですね。
RC48はプリセットめちゃくちゃいっぱいあるので、素材に合わせて色々と試してみると良いのではないかと。
ファクトリープリセットだけ聴くと、密度が濃いデジタルな印象を受ける可能性が高いので、しっかり設定を追い込み、実機特有の温かみのあるリバーブが再現できるとかなり評価が変わるプラグインです。
残念ながら現在は公開されていないのですが、RCユーザーの方が配布していたプリセットはとても良い感じでした。
CPU負荷
RC24
RC48
RC24、48ともに負荷はとても軽いです。
計測環境は次のとおり。
- OS ・・・Windows10 64bit
- CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core]
- メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
- DAW・・・Cubase Pro 10.5
- バッファーサイズ・・・512samples
- サンプリングレート・・・44.1kHz
さいごに
追い込み方次第で実力を発揮するプラグインなので、その辺もふまえて考えてみてください。
使い方自体は難しくありません。
所有しているけどプリセット試した感じピンと来てなくてあまり使っていない…という方はもう一度設定を追い込んでみてはいかがでしょうか。
ではでは。
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