王者の貫禄。
KerscapeとOmnisphere 2を所有することで利用可能となる、Kerscapeユーザーにはお馴染み「Keyscape Creative」と同様にTrilianにも「Trilian Creative」がライブラリに加わりました。
それぞれの音源単位でさえ圧倒的音色数を誇るラインナップではありますが、2つの音源を所有しているからこそ使用できる音色は特別感があり嬉しいものです。
知らない方に周知していただくため、さらに検討している方の背中を押すために簡単ではありますが感想を書いてみました。
Trilian Creative
Omnisphere 2とTrilianを所持することで、Omnisphere 2上で使用可能となる、216種類の音色が追加されます。
Spectrasonicsの創始者であり、世に数々のシンセサイザー音色を生み出してきたエリック・パーシング自らが手掛けた珠玉の音色群。
普通のベースサウンドというよりは、壮大なシネマティックサウンドに使えそうなものや、パッド、アルペジエーターを多用したクリエイティブで飛び道具的なものも含まれています。
TrilianのOmnisphereサウンドをハイクオリティシンセサイズで融合させ、ひとつひとつが丁寧に作成されているため存在感あるものばかり。
Omnisphere 2のパッチ(プリセット)が9,223種類、Trilianのパッチが1,700種類なので、合計で11,000種類以上のパッチが使用可能ということになりますね。※2020年12月9日現在。
さいごに
新しいベース音源が各社からリリースされ、若干影が薄くなりつつあったように思えたTrilianですが、1.5にアップデートされて圧倒的にパワーアップして王者の貫禄を見せつけた感があります。
今後の進化、Omnisphere 2や他の音源との融合も期待しかない。
ではでは。
Spectrasonics Trilian SPECTRASONICS Omnisphere 2https://synthsonic.net/archives/spectrasonics-omnisphere-2%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81.html