便利すぎるキック専用音源。
キックが決まれば楽曲の屋台骨は出来たも同然という人も多いのではないでしょうか。
逆に言えば、キックが決まらなければ全体が締まらないし、先に進まないこともある…。
そんな曲作りに大きな影響を与えるキックの悩みを解決してくれるプラグインがBigKickです。
BigKick
キック専用のプラグインで、キックの音作りに必要であろう機能は揃っていると言って良いでしょう。
2種類のサンプルをレイヤーして音作りを行えるので、例えばアタック成分の強いものと、サブベース域を担うものなどを合わせるなどが速攻で行えます。
手持ちのサンプルもロードしてBigKickでエディット可能。
キック以外の音もワンショットの音であれば問題なく読み込めます。
また、PIBよりエクスパンションも多数販売されているので、好みに応じて拡張していきましょう。
キックはいくらあっても邪魔にならないですよね。
また、10数名のサウンドデザイナーが制作したファクトリープリセットが汎用性が高く、非常に良い感じなのも◎。
使い勝手が最高
BigKickの真骨頂は、その使いやすさです。
- 音色を選択
- 音作りする
- オーディオ変換
という流れが超手軽に行えます。
音作りが終えたら、DAW上にドラッグ&ドロップするだけでキックトラックの完成です。
例えばBigKickのサンプルと自前のサンプルをレイヤーさせたものをBigKickでエディットして、そのまま貼り付けるといったことが可能なわけです。
この快適さに慣れたらもう戻れません。
CPU負荷
負荷はとても軽いです。全く気にならない。
計測環境は次のとおり。
- OS ・・・Windows10 64bit
- CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core]
- メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
- DAW・・・Cubase Pro 10.5
- バッファーサイズ・・・512samples
- サンプリングレート・・・44.1kHz
さいごに
キックの音作りを頻繁に行う人は持ってて損はないプラグインです。
GUIの縦に長いのが初めは気になりましたが、慣れると作業の邪魔にならないなと気づきました。
音良し、軽い、使いやすい、そして安いのでノーブレで買っても後悔ないとは思いますが、トライアルバージョンを試してみてから判断でも良いかと。
ではでは。