音源

Future Audio Workshop Circle2 レビュー

スポンサーリンク
   

どんなに高機能で質が高くても、使い方が分からない道具はただの物体。

シンセサイザーは音楽経験者であっても、興味がない方からすれば「よくわからない」という話を聞きます。

シンセが苦手な方、または初心者におすすめしたい、トップクラスに分かりやすいシンセ、それがCircle2。

数値やパラメーターを極力なくした、視認性の良い直感操作がウリ、とにかくポップな見た目が楽しい、そんなシンセです。

音の動きがグラフィカルに見える

c1

Circle2の最大のアドバンテージは「どうやって音が鳴っているかわかる」ことです。

鳴っている音を、目と耳で同時に確認することによって、理解できます。何がどうなって音が出ているのかが把握しやすい。
 
波形が動いたり、オシロスコープ的なモノは他のシンセでもあります。ただ、ここまでわかりやすく、カラフルに動きが見えるものは他に無いかも。まるでシンセの教材です。
 

エンベロープジェネレーター(ADSR)のどの部分を音が進んでいるのか、音量、ピッチ、フィルターがどういったスピードで変化していっているのか、リアルタイムで一目瞭然。音と連動して視覚的に認識できます。百聞は一見に如かず。

IMG_3339

LFOのスピードも音とグラフィックの効果が連動していて、見ていておもしろいです。 

快適な操作性

プリセットを探す際は、「class」「type」「style」のカテゴリでフィルタリングをかけて、目的の音に素早く辿り着けるようになっています。

注目したいのは「style」。年代別でカテゴライズされてるのがユニークです。カラオケみたいですが、ちゃんと年代を捉えてます。あーそうだよね、こんな音!ってなること請け合いです。

音色を選択したあとはキーボードの矢印キー上下で切り替わります。Enter押したりしなくて良いのでラクなんです。一手すくないのって大事。

右手で上下、左手でMIDIキーボードを鳴らしつつプレビューする感じ。

音色切り替え時の極端なCPU負荷もないので、ガシガシやっても大丈夫なのも嬉しいところ。

色で識別するモジュール接続

色分けされたオシレーター、エンベロープなどをドラッグ&ドロップで簡単にモジュール接続できます。しかも色分けされているので、どこをどう接続したのかが識別しやすい。

IMG_3343

使いやすい素直な音

肝心の音ですが、クセがなく非常に扱いやすい音です。複雑な機能こそありませんが、プリセットを聴いてもらえばわかるように、シンプルながらも幅広いキャラクターを表現可能。

偏った主張もないので、楽曲にも馴染みやすいです。

独自の音源方式VPS搭載

VPSとはVector Phase Shapingの略で、シンセに取り入れられたのはCircleが初とのこと。今となってはそれほど驚く機能ではありませんね。

オシレーターはVPSの他に、基本波形のアナログオシレーターと豊富なウェーブテーブルから成り立っています。ウェーブテーブルは2つの波形を選択し、モーフィングし波形の形を変えることもできます。

さいごに

触っていてシンプルに楽しいです。カラフルながらも黒を基調にした、洗練されたGUIも好感が持てますし、なにより操作性が良い。

シンセサイザー初心者へのファーストシンセとしてもオススメできますね。まとめると次のような感じです。

  • 教材のように分かりやすいGUI
  • 素直で扱いやすいスタンダードな音
  • 少ない手順、直感で理解しやすい操作性
  • 多過ぎず、少な過ぎない機能
  • 軽めの負荷(激軽とまでは言えない)

中級・上級者は少々物足りないかもしれませんが、楽しいシンセです。

音も素直で、即戦力タイプですね。

ではでは。

Future Audio Workshop Circle2

音作りを学べるシンセサイザー、Audible Genius「Syntorial」レビューシンセサイザーって楽しいですよねー・・・え?難しい?オシレーター何それ美味しいの? そんなシンセ迷子たちの救世主とも言えるソフトウェア...
シンセサイザー(ソフトウェア)初心者におすすめ3つ紹介【価格別】シンセ欲しいけどおすすめどれ?妥協はしたくないよ?予算オーバーも勘弁してよ? はい、お任せください! 今回はシンセサイザー初心者、ま...