ずっと欲しかった27インチモニター(DELL U2711
)を導入しました。中古です。もうとっくにディスコンになってる型落ちモデルですw現行モデルは2715ですね。
DTMerは欲しい方で、モニター購入を検討している方もいると思いますので、参考になればと思います。
ちなみに中田ヤスタカ氏も使っているモニターです。
導入経緯
DTMをやっていると誰しも「画面狭い」と感じたことがあるでしょう。
解消する手段として、モニターサイズを大きくしたり、デュアルモニター化が考えられます。私の場合は22インチのHD(1920×1080)モニターが2つあったのでまずはデュアル化(横に二つ並べる)を選択しました。あるものは使わないとね。
同じ製品をキレイに並べたわけではないので、見栄えはイマイチでしたが作業スペースが広がったことで作業はやりやすくなりました。しかしデュアルモニターの宿命であるモニターの境目(モニターとモニターの間)が気になって仕方ありませんでした。
スピーカーで作業をしているDTMer各位には説明不要ですが、作業中は左右のスピーカーの間、真ん中に座る必要がありますので、自ずと境目が目の前にきます。ちょっとずれただけでも聴こえ方が変わるので、なかなか神経質になります。
しかし、キーエディター等で打ち込むなどメインの操作は左側のモニターで行い、右側にプラグイン等を配置するやり方だったので、ずっと左のモニターに体を向けて作業をやることになるんですがコレが地味にやりづらい。
視覚的なことを優先しようと左側モニターの前に体を移動させると、今度はリスニング環境が狂います。しかしデュアル横置きにしてるのはよく見かけますし、プロの方も多くいらっしゃいます。やり方が悪いだけかも?と、しばらく様子を見ましたがシックリきませんでした。
というわけで、大きいモニターをメインに据えて、使用している22インチモニターはサブモニターとして、スピーカーの右側に置くことにしました。
WQHD(2560×1440)表示が出来れば、ほとんどの作業を正面にあるメインモニターで行うことができます。今まで目の前にあったサブモニターとの距離がでて、視覚的弊害も考えられるけど、あくまで補助的な使い方でいけるのではないかと。
比較画像
プラグインがどんな感じで表示されるのか、22インチと27インチの見え方について比較してみました。まずは、INTEGRA-7エディターです。
EIZO 22インチ(1920×1080)
DELL U2711 27インチ(2560×1440)
22インチが画面のほとんどを占有しているのに対し、27インチはまだまだスペースがあります。大きなソフトシンセ等のプラグインを立ち上げる場合、占有スペースが大きいとそれだけで立ち上げるのが億劫になり、視覚的にもDAWや他のプラグインと干渉して作業がやりづらくなる場合もあります。
ここにキーエディターやミキサーが加わるので広ければ広いほど良いわけです。
次にソフトシンセを立ち上げて比較してみます。
EIZO 22インチ(1920×1080)
DELL U2711 27インチ(2560×1440)
わりと大き目のプラグインを立ち上げてみましたがいい感じですよね。もう22インチには戻れないですw
注意点
モニターを購入すれば全ての人が正常に使用できるわけではありません。場合によってはビデオカードの購入等が必要です。
27インチでも1920×1080表示だと大きく表示されるだけで作業領域は広くなりません。
PCのビデオカードが2560×1440表示に対応しているのか、DVI-Dデュアルリンクケーブル端子及びケーブルが必要なのかどうか確認してください。
買い替えに際してこちらのサイトを参考にさせて頂きましたw
クリエイター・スピリットさんのブログでも言及されていますが、作業領域ばかりを気にして、文字表示が小さくなることを見逃すと結果作業がしづらくなる可能性もありますので、十分に検討していただきたいです。
さいごに
個人的には導入して大正解でした。長時間作業のDTMにおいて、作業がしやすくなるということは重要なファクターです。小さいストレスが積み重ならない様、出来る限り排除していくことが大切だと考えています。結果創作意欲にも繋がります。
モニター環境で悩まれている方、是非試されてはいかがでしょうか。当然ですが、動画再生も22インチとはケタ違いなえらいな迫力になります!ついでにTweetDeck等もタイムラインをたくさん表示できて快適です。
新品も良いけど、中古で安く買えますのでオススメ!
ではでは!