Wavesはかなりの製品があるので、どれを選べばよいか分からないという方もいるかと思います。
そこで、この機会に手に入れるべきプラグインを6つ選んでみました。
是非、購入の参考にされたし!
※この記事は2020年2月24日に投稿されたものに、加筆修正しました。
Infected Mushroom Pusher
Waves本社があるイスラエル出身のエレクトロデュオ、Infected Mushroomが監修したマルチエフェクトプラグインです。
マルチバンドのエンハンサー、クリッパー、リミッター、ステレオイメージャーが搭載されています。
何か物足りないと感じた時に、バス・マスタートラックに挿して足りない成分を補うだけで、”カッコよく”することができる頼もしいプラグインです。
負荷が軽いのも◎。
EMI TG12345 Channel Strip
数々の名盤に使用された伝説のコンソールTG12345のエミュレートです。
3種類のTG12345を切り替えて使用出来るというマニアック仕様。挿すだけで音が変わります。気分は60年代サウンド。
EQ、COMP、LIMITERなどに加えて、ディストーションやノイズで独特の歪みによるビンテージサウンドに仕上げてくれるチャンネルストリップ。MS処理も可能となっています。
アナログの心地良さが味わえる逸品です。
Scheps Parallel Particles
グラミー賞エンジニア、Scheps Parallel Particlesが監修した、4つのパラメーターでトラックを仕上げます。
- Sub: サブハーモニック・ジェネレーター、低域を加える
- Air: 空気感、主に高域を加える
- Bite: フロントエンド・ノート(最も速く耳に届く音)をコントロール
- Thick: シグナルにボディ加える
グラミー賞エンジニアのミキシングテクニック要素を4つのコントローラーに詰め込んだプラグイン。
とにかくシンプルに、素早くトラックを仕上げることができる時短ツールですね。
Smack Attack
トランジェントを実に精密に、簡単にコントロールを可能にするプラグイン。視認性にも優れており、直感的に使用できるのも良いです。
例えば、ドラムトラックやアコースティックギターなどアタック成分のダイナミクスを強調、または柔らかくしたりすることが容易に可能。
ダイナミクスコントロールはコンプレッサーで行う方法が一般的ですが、Smack Attackを使用することで、より正確に緻密に、トラックに馴染ませることができます。
音色の特性を損なわずに調整ができるのも大きな特徴です。
Vitamin Sonic Enhancer
マルチバンドハーモニックエンハンサーVitaminは、EQ、コンプレッサー、サチュレーションをパラレル処理するプラグインです。
クロスオーバー周波数設定が可能な、5つのバンド[LO、LOMID、MID、HIMID、HI]を搭載しています。
それぞれのバンド毎にステレオコントロールが可能なので、ミックス・マスタリング時はもちろん、サンプル素材などのステレオ感のコントロールなどにも非常に重宝します。
さすがは、Wavesのプラグインの中でも決定版的プラグインなので、持ってて損はないと思います。
Vitamin Sonic EnhancerBass Slapper
スラップ好きは買いです。
サンプルベースのスラップベース音源ですが、様々なコントロールを駆使することで、一般的に想像しうるスラップベースの表現は全て網羅していると言っても過言ではありません。
サム・プルの切り替えや、Vintage/Modarn調整、EQとLEVELの調整など、かなり幅広いキャラクターを網羅しています。
ストンプボックスタイプのエフェクターはさすがのWavesクオリティ。質が高く使いやすいです。コンプレッサー、オーバードライブ、ワウ、フェイザー、コーラス、ディレイ、リバーブが用意されています。
非常にリアルなサウンドであるとともに、楽曲に馴染みやすい質感なのもポイントです。
Bass Slapperさいごに
今回紹介した6種類のプラグインはどれも様々な場面で使用可能な息の長いプラグインだと思います。
あらためてWavesのプラグインはどれも便利で使いやすいと感じますね。
ではでは。