音源

Omnisphere 2のCPU負荷対策について

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Omnisphre 2が素晴らしい音源というのは耳にタコだと思いますが、CPU負荷が気になる方も多いのではないでしょうか。

Omnisphre 2には、負荷を軽減する機能「Lite Version」が搭載されています。

今回は「Lite Version」でどれほどCPU負荷が軽減されるのかを試してみました。

負荷にお悩みの方、購入を検討している方は参考にしてみてください。

SPECTRASONICS Omnisphere 2

Omnisphere 2のCPU負荷

Omnisphere 2の負荷は、基本、比較的新しいPCで使う分にはそれほどでもない、という印象です。

下記の計測環境でのCPU使用率は、3%~30%前後と音色によってかなりの差がありました。

  • OS・・・windows10 64bit    
  • CPU ・・・Intel Corei7 3.2G    
  • メモリ・・・32GB   
  • DAW・・・Studio One 3
  • Audio I/O・・・Solid State Logic SSL 2
  • バッファーサイズ・・・512samples
  • サンプリングレート・・・44.1kHz

DSPにて生成される音色(バーチャルアナログ)は軽く、サンプルベースのパッチの中には負荷が高いものがある、といった感じですね。

溢れかえる高品質パッチをガシガシ使って作業をしていくのであれば、最も負荷の高い部分に合わせる必要があるし、使えるものだけを選ぶ、工夫しつつ使うということであれば比較的非力な環境でも大丈夫かと思います。

とはいえ、やはり最大の負荷が気になるところですが、Omnisphere 2には負荷を軽くする機能も搭載されているので、試してみましょう。

Lite Version

基本的に負荷の高い音色はサンプルベースのパッチということもあり、サンプル数の間引きやラウンドロビン、ベロシティなどを制限する、SAMPLE THINNING機能が搭載されています。

それぞれを細かく設定することも可能ですが、Lite Versionを選択することで自動的に設定されます。

PATCH BROWSERから、Lite Versionで読み込むことが可能。※サンプル構成の音色に限る。

ラウンドロビンやレガートがオフになりましたね。

数値上(CPUパフォーマンス)だけでの判断ですが、期待するほど変化はなく、負荷についてはあまり変化がないことが多いのかなと。

感覚的に、僅かに軽くなっているように感じますが、数値上では変化がないパッチが多かったですね。

効果が大きいのはボイス数とエフェクト

これはOmnisphere 2以外の音源にもあてはまることが多いのですが、ボイス数とエフェクトを削ることがCPU負荷低減には効果高いです。

Arkaik Chasmというパッチは負荷がかなり高めなので、4音同時に鳴らすと25%ほど消費します。

エフェクトを全てオフにすることで、18%まで下げることができました。

とはいえ、音には結構な影響があるため難しいところですね。

イメージする音が変わってはどうしようもないので、負荷の高さが制作に影響する場合は、結局のところPCのバージョンアップが最適解なのかなと思います。

さいごに

Omnisphere 2の能力を最大限「快適」に活用するには、それに合わせた制作環境も必要になってきます。

欲を言えば、サンプルを格納するストレージをSSDにするとさらに快適に使えるのでオススメ。

ただ、そこまでのスペックが無いが使ってみたい!という方は、上にも書いたように工夫しつつ使うことは十分可能な音源だと思います。

デモがないのがツライとこですが、買って後悔する音源ではないことは間違いないですね。

ではでは。

SPECTRASONICS Omnisphere 2
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