音源

Arturia OB-Xa Vレビュー

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プリセットに「JUMP」あるど!

Arturiaより待望のOberheim OB-Xaのエミュレートシンセサイザー「OB-Xa V」がリリースされたので早速レビューしたいと思います。

ArturiaのOverheimシリーズは、SEM V、Matrix-12 V2に続き、これで3作目となりますが、ようやく真打登場といったところでしょうか。

フリーシンセのOB-Xdとも比較してみました。

Arturia OB-Xa V

今までに数々のOB-Xaのエミュレートシンセがありましたが、ここまでGUIがまんまなプラグインはArturiaが初です。名前もまんまだし、デモもまんま(音階は違う)。

最近では、使い勝手を重視した簡素なGUIで、プリセットが数千種類並ぶシンセサイザーもありますが、Arturiaは一貫してハードウェアを模したGUIを追求していますね。

機能的とは異なるベクトルのようにも思えますが、ハードウェアを知っている方は逆に使いやすいはずですし、何より雰囲気が出る、その気になるというのも見逃せない要素かと思います。

音について

繊細で粒立ちが良い音です。Arturiaらしい上品さがあります。

プリセットのJUMPはまんまの音。文句なし。

シンプルなノコギリ音のようで、ちょっと違うかな~という音が多い中、今までの中では最高にJUMPですね。満足。

素の波形が良いせいか、どのプリセットも良い響きです。

特にパッド系、ブラス系、リード系などOberheimが得意とする音色では十分に実力を発揮することができると感じました。コレジャナイ感は極めて少ないです。

OB-Xdとの比較

フリーとは思えない超優秀Oberheimエミュである「OB-Xd」と比較してみました。

OB-Xaの方が柔らかでアナログ感があり、粒立ちも良いです。

単体で聴くと感じなかったのですが、比較するとOB-Xdの方はデジタル的でソリッドな部分が見えてきます。

しかし、それでいて立体感はOB-Xaの方が勝ってます。

さらに、パッドの重厚感、フィルターを絞った際のジェントルな感じはさすがはOB-Xaの貫禄。滲み出るオーラがあります。

しかし、フリーソフトと比べるのもどうかと。かなり良い線をいっていてOB-Xdはやはり優秀ですね。

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OB-Xa

OB-Xd

高域に違いがありますね。聴感上の感覚と近い結果です。

あと、当たり前かもしれませんが、使い勝手は圧倒的にOB-Xaに軍配です。

CPU負荷

負荷はまぁまぁ高めです。平均的な負荷の音色でこれくらい。

音色により変化が大きいです。画像の1/3くらいの場合もあれば、ものによっては画像よりもう少し負荷が高いものもあります。

計測環境は次のとおり。

  • CPU : AMD Ryzen 9 3900X Matisse [3.8GHz/12Core/TDP105W] 
  • メモリー : 64GB DDR4-3200
  • ストレージ  : Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 2TB]
  • オーディオインターフェイス:RME FireFace UCX(バッファーサイズ 256sample)

さいごに

さすがに完璧な仕上がりでした。今更OB-Xaか…とも思いましたが、期待を裏切らない完成度です。

SEMでもなく、Matrix-12でもなく、OB-Xaとしてリリースされたことに大きな意味があるのではないでしょうか。

ではでは。

Arturia OB-Xa V

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