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ちょっと古い本ですが、日本を代表するクリエイター秋元康氏の発想法に関わる考え方や習慣等が、とてもわかりやすく触れる事が出来る良書です。

そんな気は無く読んだんですけど、なんか音楽にも通ずる部分もある気がしました。



発想とは
秋元氏の発想はとてもシンプルな習慣から成り立ってます。


発想や企画のヒントは、日常の中に転がっていて、それを「記憶」するところからはじまる。
 
 

意外といったら意外ですが、当たり前ですよね。
良いアイデアは天から降ってくるわけではなく、自分の中の持っている材料で決まるということ。
音楽でいうところの、好きなフレーズであったり、コード進行であったり、リズムであったり。



発想や企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが、じつはそうではなくて、自分が面白いと思ったことを思い出す。あるいは「記憶」に引っ掛かっていたことを拾い上げるという行為なのである。

 

音楽もそうだし、なんだってそうだけど、意外とみんなウンウン唸ってる人多い気がする。もちろんダメでは無いけど、インプットとアウトプットをバランスよく行うってことでしょうか。パクリということではないけどね、もちろん。



街には、発想の「ネタ」がいっぱいころがっている。
ただし、それに気づくか気づかないかが、大きな分かれ道だ。その「ネタ」に気づく人が、ものになる企画をカタチにできる人だと言えるだろう。

 

問題意識を持っているか否か、やりたいことがあるかどうかでアンテナは変わってきますよね。
曲のアイデアで悩んでいた時に、ふとテレビから流れてきたフレーズにインスパイアされたりとか。
気づき、そしてカタチに出来るチカラも必要ですね。メモ取ったり、iPhoneに録音したりとか。



つまり、発想のきっかけは、身のまわりにいくらでもあふれているのだ。それに気がつくかつかないかが、発想法のカ「鍵」になる。

 

「ゲームクリエイターはゲームだけしてたらダメ。色んなモノに興味持たないと」っていう言葉を聞いたことあるけど、何の分野でも要は自分次第でアイデアなんていくらでもわいてくるってことですね。

普段からの行動習慣や、考え方で変わってくるのであれば、実践あるのみ。
但し、自分自身が動機付いていないと無意味なのかなと。本気の人は勝手にやってる気がするし。

たまにはこんなものを使ってきっかけ作るのも良いかも。ただ中身が空っぽではダメですが。

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企画とは


僕がスタッフによくいうのは「カルピスの原液をつくれ」ということだ。
カルピスの原液ができれば、時代にあわせてさまざまな飲み物がつくれる。

 


大切なのは、どれだけ骨太でパワーのある「原液」がつくれるか、ということなのだ。

 


パソコンができようが、インターネットができようが、それは手段であって、その手段を使って「何をやるのか」が問われている時代なのだ。

 


ツールに振りまわされるより、企画の核となる「原液」をどう生み出すか。そこが、本当の勝負なのである。

 

ここで言う「カルピス」は何にでも置き換えられるわけです。

いつの時代も大切なモノは変わらないということでしょう。普遍的な何か。
ツールや手段は変われど根本的な企画が面白ければ、応用がきくと。

「原液」を「良い曲」に置き換えると・・・

「ハードシンセでもソフトシンセでも良い音楽は良い」と言い換えられなくもないな・・・。
機材の大きな差はないと。無理あるかなwシンセ買えなくなっちゃう(泣)

まぁ機材は慣れてる方を使った方が良いですけど、道具はあくまで良い曲を作る「手段」であると言えるかもしれません。しかし、機材からインスパイアされる事もありますから一概には言えませんね。相互作用ありますから。


総評

秋元氏の本は初めて読んだけど、かなり読みやすかったです。疲労感なく読めます。

難しい言葉はあまり出てこず、クリエイターの目線で痛快に言い切ってしまうところが心地よいです。

人付合い術とか、プレゼンテーションとかビジネス書的な部分はあまり興味がわかなかったですが、発想・企画の部分はかなり面白く一気に読んじゃいました。

これは個人的主観ですが、堀江氏(ホリエモン)の感性にもに似てる気がしました。
堀江氏の本も、ストレートで簡潔に無駄な拘りがない(良い意味で)。
何冊か好きな本があるので、今度ご紹介します。

そんではー。




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